新型コロナのせいで銃の売り上げ絶好調 社会の秩序が崩壊した時のアメリカの特徴

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アメリカでは銃の販売店に人々が殺到(画像はイメージです)
アメリカでは銃の販売店に人々が殺到(画像はイメージです)

新型コロナウイルスの蔓延を受け、今や世界じゅうの人々がトイレットペーパーや消毒剤、除菌ティッシュなどを買いあさり、スーパーマーケットはどこも買い占め行為への対応に悩まされている。アメリカではそれに加え、人々が銃の販売店に殺到という現象が同時に進行しているという。



強い不安をあおるような報道もあり、地球全体が今や新型コロナウイルスの感染拡大と騒動に圧倒され、株価は暴落し、多くの産業で経済活動が停滞期に入った。失業者が多く出ている国はどこも社会の秩序が不安定になってきている。

そんななかアメリカでは銃器類を購入する人が急増しているとのこと。今、全米各地のガン・ショップの店先には、何時間でも待つことを承知のうえで客が長い行列を作っているそうだ。

ロサンゼルスでは特にアジア系コミュニティに暮らす人々の銃購入が目立っている。新型コロナウイルス発祥の地が中国・湖北省の武漢だといわれていることから、東洋系の顔立ちというだけで暴漢に襲われるという不安を抱いているも少なくない。ある中国系米国人の男性は、CBSロサンゼルスの取材に「妻に護身用として銃を購入したけれど、心配しています。使用すべき最悪の事態など起きないことが一番の願いです」とコメントしている。

そして社会の秩序が乱れた時のアメリカはまさに無法地帯だ。そんな時に暴動や強奪という野蛮な騒乱が起きやすいことを繰り返し見てきた人々は、自分や家族を守る手段として銃より優れているものはないと確信しているのかもしれない。それまで銃に関心がなかった人も「今この時ばかりは…」と列に並んでいるという。

またインターネットで弾薬を販売している「Ammo.com」はLAタイムズの取材に、先月23日から今月4日までの売上が、その手前の11日間と比較して68パーセントもアップしたことを説明。「利用しないにこしたことはない」と前置きしたうえで、「現時点では今後のことが全く予想できない」などと話している。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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