「これは血と涙を流す私…」養父から受けていた虐待を7歳になった少女が絵で表現 トルコ

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娘は虐待の実態を絵で明らかに(画像はイメージです)
娘は虐待の実態を絵で明らかに(画像はイメージです)

母親とその再婚相手である義父に虐待を受けていた幼い兄と妹。ふたりは成長とともにペンを握り、何かを表現することを覚え、やがて自分たちが受けてきた被害を紙に描くようになった。その絵がSNSで拡散し、世界に波紋を広げている。



『7News』『FLIPBOARD』などが伝えたところによると、事件はトルコ・アンタルヤ県のエルマルという町で起きた。昨年5月、「G.S.」とイニシャルのみ名乗る初老の女性が警察にこんな相談をして、やっと発覚したという。

「私の孫のI(男の子=10歳)とG(女の子=7歳)が、2019年に母親のメルヴェ・アクマンと、その再婚相手のラフミ(Rahmi)という養父から虐待を受けていたようです。性的暴行もあったと思います」

女性の息子はその子供たちの父親で、すでにメルヴェとは離婚している。警察は子供たちに会い、児童心理学が専門の精神科医との面談の機会を作った。虐待の話が本当なのかを確認しようとすると、言葉にならない、したくない何かを少女は絵を描くことで表現していったという。

警察はその絵から様々な状況を察し、メルヴェとラフミを昨年10月に逮捕したが、本人たちは容疑を否認。保釈保証金を支払ったことで身柄が釈放されると、ネットは「こんなヤバイ奴らを社会に戻してはダメだ。子供たちが怯えるだろう」と大騒ぎに。その後は家族・労働・社会サービス省(ACSHB)もこの問題に関わるようになっている。

兄妹との面談で最も驚いたのは、ラフミおよびその男友達数名は、「子供たちを虐待してよい」と許されており、棒などを用いた暴行や強姦の行為を母親のメルヴェは止めることもせず、終了するとお金を受け取っていたという事実だった。

Gちゃんが描いた『棒を持った男』の絵は、ベッドの上に何人かの男が寝そべっており、Gちゃんが殴られて血や涙を流しているものも。ただし、母親が子供たちをかばうといった絵は一切描かれなかった。メルヴェとラフミに極刑を望む声があがっているが、それでもGくんとIちゃんから奪われた、本来は楽しい笑い声に満ちた無垢であるべき幼少期は決して戻ってこない。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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