息子の介護に明け暮れ32年 遺体を放置した母親が「家に悪魔がいる」と供述 <米>

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息子の世話を続けた末に…。
息子の世話を続けた末に…。

息子の世話を長年続けていた母親が、息子を放置し死なせてしまう悲しい出来事があった。



米国・ウィスコンシン州で暮らすシェリル・クリステンセン容疑者(60)には、若くして出産した息子(46)がいた。しかし息子は14歳の時に交通事故に遭い、体と脳に重傷を負ってしまったとのこと。それから32年間 - 容疑者が介護・世話を続けていたが、その暮らしは精神的にも身体的にもきつかったようだ。

そんな中、親族は容疑者と連絡が取れなくなり不安に。とりわけ体が不自由な息子を心配し、警察に「元気なのか様子を見に行ってほしい」と要請した。そこでさっそく警官隊が容疑者宅に向かったが、ドアベルを何度鳴らしても反応がなかったとのこと。いったんはその場を離れた警官隊だが、数時間後には容疑者の親族を同伴し再び訪問。家への突入を試みたところ、容疑者は家の中から絶叫し、対面を激しく拒否したという。

ただ事ではない。そう感じた警官隊は、ドアをやぶり家の中に突入。自宅内を確認すると壁も床も真っ赤なペンキが塗りたくられた状態で、全てのドアに「X」と書かれてあったとのこと。テレビの画面には、やはり真っ赤なペンキで十字架が描かれていたという。驚いた警官隊は、息子を探しだすため各部屋を確認。バスルームの床で倒れ毛布をかぶせられた状態の息子を発見したが、すでに死んでいたという。

警官隊は、その場でクリステンセン容疑者の身柄を確保。息子が死んだ経緯につき聞かれた容疑者は、以下のように話したという。

「何日も前に、ベッドから転がり落ちたの。体が大きくて、抱え上げるなんて無理だった。だから鎮痛剤をのませて、バスルームに引きずっていったのよ。」
「息子には、安らかに死んでほしかった。病院で死なせるのはイヤだったの。」

親族は10月19日に息子を見たというが、その後は一切会っていなかったとのこと。また10月に医師の診察を受けたときには「健康状態は良好」との診断を得ていたという。

ちなみに家の壁を真っ赤に塗りたくるなどした理由につき、クリステンセン容疑者は「あの家は狂ったエネルギーで満ちているの」「悪魔がいるとしか思えない」などと供述している。容疑者の娘も警察に事情を聴かれ、「母は精神的におかしくなっていたのだと思う」「テキサスにいる牧師に大金を送っていたのです」と明かした。

長いあいだ苦労し、正常な判断ができなくなっていたのか。それともクリステンセン容疑者は実際に“何か”の存在を感じ、牧師に救いを求めていたのか。ホラー映画のようなこの事件に関する裁判は、今月18日に予定されている。



画像:RACINE COUNTY SHERIFF

(Kayla星谷/エトセトラ)

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