「怖くなっちゃって」 生みたての赤ちゃんをゴミ箱に捨てて死なせた鬼母 <米>

妊娠に至る行為に及び、2年連続で妊娠・出産したある女。しかし女はそのたびに新生児をゴミ箱にポイ捨て。母親としてどころか、人間としての情などまるでなかったようだ。
米国・サウスカロライナ州で暮らすアリッサ・アン・デイヴォルト(32)が、とんでもない罪を犯した容疑で逮捕された。
この女は過去に二度妊娠したが恋人や母親にもそれを隠し、まずは2017年後半に女の赤ちゃんを出産。デイヴォルトは「へその緒が首に巻き付いていた」「だから死んじゃった」などと主張しているが、病院には連れていかず放置。そのまま袋に詰めこみ、アパートのごみ箱に捨てたという。出産場所は恋人と暮らしていたアパートのバスルームだが、恋人のイビキがうるさく別室で寝ていたこともあり、恋人は出産にも気づいていなかった。それでも便器付近に大量の血がついていたことを、恋人も覚えているという。
その後、デイヴォルトは再び妊娠。2018年に出産したが産後に気絶したといい、「約15分後に目覚めたときには赤ちゃんが死んでいたの」「だから捨てちゃった」などと話している。だがゴミ箱から回収された袋には、赤ちゃんの便もあったとのこと。よって赤ちゃんは生きたまま袋に詰められ、そのまま捨てられて袋の中で息絶えたとみられている。
ちなみに2度目の出産後は胎盤がうまく出せず、デイヴォルトは病院に搬送され子宮に残っていた胎盤とへその緒を除去してもらった。しかし病院にはデイヴォルトが出産した記録がなかったことから、不審に思った医師らが問い詰めたところ、「男の子を産んだけれど、少し息をしただけで死んじゃったの」などと説明。恋人には「胞状奇胎だった」「避妊薬のせいで体重が増えたのよ」などと語っていたというが、どれも真っ赤な嘘だった。
出産前には、「産んで養子に出せばいい」と考えていたというこの女。この件に関する裁判で、弁護士は女が赤ちゃんを捨てた理由に言及し「産後にパニックになった」と代弁した。
判決は今年中に下されるが、赤ちゃん2人が酷い死に方をしただけに、「重い刑が相応しい」という声が多くあがっている。
画像:J. REUBEN LONG DETENTION CENTER
(Kayla星谷/エトセトラ)
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