12本の指を持つインドの少年 「皆よりゲームが上手だから幸運」と自慢(印)

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12本の指があることを「むしろ誇らしく思う」と少年
12本の指があることを「むしろ誇らしく思う」と少年

「多指症」という先天性の奇形をご存じだろうか。母親の胎内において手指や足指が分離する時期に何らかの問題が起き、通常は左右5本ずつのところ、1本ないし2本多く持って生まれるものだ。だがキーボードやゲーム機を扱うスピードが肝心という今の時代、この奇形を「ラッキーだと感じる」と言う人は確実に増えている。この少年もそんな一人だ。



インド北部カシミール地方のシーリ・バラムラという村に暮らす12歳のファイザン・アフマド・ナハルくん。彼は左右の親指の外側にもう1本の細い指を持って生まれた。出生1,500人に1人の確率で起こる多指症は一種の奇形に違いないが、ファイザンくんはそれを隠そうとはしない。

なぜなら、その指のおかげで彼は同年齢の友人より素早く木に登り、クリケットやキャッチボールも上手だ。さらに、ビデオゲームを扱わせれば天才的なスピードで周囲を圧倒してしまう。メディアの取材にも「何をやってもこの指のおかげで自分が優位だと感じるんだ」と堂々と話している。

母親のハフィーザさんは「息子がその悩みを良い形で克服し、劣等感のない人生を歩んでくれるのが望みです。2歳の時に切除手術を勧められたのですが、祈祷師に相談したところ『神様からのギフトかも知れず、失えば失明などの不幸を招くことも』と言われてやめたのです」と話している。

友人もそんなファイザンくんを、ボリウッド映画のスーパーヒーロー・シリーズのキャラクターにちなんで、「クリシュ(Krrish)」と呼ぶ。卓越したゲーマーの彼はヒーローであり、神様に選ばれた幸運な子といった目で見られている。

とはいえ8歳の弟に指の奇形はなく、家族のなかで多指症は自分だけだ。「奇異の目で見られることは時々あり、それはやはり辛い」と話すファイザンくんの将来の夢は医師になること。多指症や指欠損症が原因でいじめに遭っている少年少女を救う、そんな外科医になりたいそうだ。



画像:『Mirror』Boy born with extra thumbs ‘proud’ as they help him play video games better than pals(Photo:Tahir Ibn Manzoor / SWNS)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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