「亡き妻の望みを叶えたい」 遺体をタンクに入れていた男に当局も困惑 <インドネシア>

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【妻を埋葬せずにタンクに…。(画像はイメージです)】
【妻を埋葬せずにタンクに…。(画像はイメージです)】

親子ほど年の離れた若い妻に先立たれた夫が、信じがたい行動に出ていたことが発覚。警察が捜査に乗り出したことをインドネシアのメディアが伝えている。



愛する家族の死 - 通常であればこれに続き葬式をあげ、埋葬・火葬などして冥福を祈るものだ。しかしインドネシアで暮らす70歳の男は妻(享年47)の死後に迷走。その遺体を水を貯めておくためのタンク内に入れた。

これにつき事情を聴かれた男は、「妻が死ぬ前に『亡くなっても家族と離れたくない』と望んだから」と理由を説明。その最後の願いを叶えるために、自宅に設置してあるタンクに妻の遺体を入れたのだという。

ちなみに「妻の願いを叶えたかっただけ」と夫が主張を繰り返す一方で、警察は本格的な捜査を開始。しかし取り調べはまだ始まったばかりで、タンク内に水は入っていたのか、それとも空っぽのタンクに遺体を入れたのか、タンクは実際に使用していたのかなど、詳細は一切明かされていない。また当局は遺体の状態も入念に調べたが、外傷はなかったとのこと。検視の結果「暴力を受けた形跡もない」というから、死亡そのものに事件性はなかった可能性も当然ある。そのため夫は事情を聴かれただけで、身柄は確保されていないもようだ。

またこの妻を心配したのは地元の住民らで、「最近ちっとも見かけない」「元気にしているのか様子を確認してほしい」と親切心から通報。慌てて駆け付け意外な場所で遺体を発見した警官隊に、男は「病死だったのです」「5日前に肝臓の病気で旅立ちました」と説明したと報じられた。

妻の最後の願いを叶えたい - その気持ちは分かるが、水を貯めるタンクに遺体を入れたのはなぜなのか。水が入っていようがいまいが、この暑さのなか放置されていた遺体は腐敗が進んでいたに違いない。夫が認知症を患っていなかったか、また他の家族がこの件につき知っていたのかなど、気になる点がやけに多い。



(Kayla星谷/エトセトラ)

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