ラッキーすぎる観光客 初体験サファリツアーで希少の黒ヒョウに遭遇

インド・マハラシュトラ州で先月、サファリツアーに参加していた一般人観光客が、幻の存在でなかなか遭遇できないとされる「黒ヒョウ」の撮影に成功した。あまりにも幸運すぎると話題になっている。
トラの保護で有名な、マハラシュトラ州タドバ・アンダリ・タイガー保護区でのサファリツアーで黒ヒョウの撮影に成功したのは、同州プネー在住の23歳の男子大学生アブヒシェク・パンギス(Abhishek Pangis)さん。ツアーには両親とともに参加したが、今回が初めての体験だったそうだ。
何もかもが興味津々、好奇心いっぱいというパンギスさんは、なんと黒ヒョウに遭遇。本人は「あまりの神秘的な美しさに10分間ほど見惚れてしまい、その後は必死でシャッターを切りました。狙いを定めたサルやラングールを追う様子を40分間も観察することができて、本当にラッキーです」と興奮気味に話している。
これにサファリツアーのガイド、野生動物の専門家、プロの野生動物カメラマンは、いずれも羨ましいやら、悔しいやらで絶句。この地球上で最も出会うことが難しい相手とも言われる黒ヒョウに、生まれて初めてのサファリツアーで遭遇するとは…これもある種のビギナーズラックと言うべきだろう。
摂氏40〜45度にもなる猛暑の時期のツアーはかなりキツイものがあるが、ヒョウとの遭遇率は高くなるとのこと。黒ヒョウは遺伝子の変異で黒い毛のヒョウとなった親から劣性遺伝で誕生すると考えられており、実はヒョウ全体の約11%にも及ぶという。しかし、夜行性で黒い毛とあってはなかなか見つけられないそうだ。
画像:『Instagram』abhishek.pagnis
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
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