「コロナは嘘、でっちあげだ」 パーティーに参加した男性が壮絶コロナ死 <米>

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【甘くみていた男性に悲劇(画像はイメージです)】
【甘くみていた男性に悲劇(画像はイメージです)】

新型コロナウイルスの感染拡大がこれほど深刻化しているにもかかわらず、なおも「周囲に感染者はいない」「知人にもいない」「だからこれはデマだ」と真剣に信じている人たちがいる。SNSを中心に様々なデマが拡散するなかでもとりわけたちが悪く、こういう人たちによるマスク着用拒否、それによる感染のさらなる拡大などが問題となるなか、やはりウイルスを信じなかったある男性が命を落とした。



「新型コロナウイルスなんか、本当は存在しない。」

実際にそう信じているアメリカ人が、これほど深刻な状態になってもまだ意外に多い。そういう人たちには当然まるで危機感がなく、知らぬうちに感染し、人にも感染させ、被害をより拡大させていることは間違いない。テキサス州で暮らしていた30代の男性も、「そんな危険なウイルスがあるわけがない」「あえて陽性の患者が出席するコロナパーティーに参加して、感染などしない、仮に感染してもどうってことないと証明してやる」と決意。その後ほどなくして体調を崩した男性は病院に搬送され、瞬く間に衰弱した。

男性の治療を担当したジェーン・アップルビー医師は、以下のように男性の最期の日々につき明かしている。

「お亡くなりになる数日前のことです。患者さんは、看護師に対しこう言ったのです。『僕は、間違いを犯したのかも…』『僕は、コロナはデマだと思ってた』『でも本当にあったんだね』と…。」
「このウイルスは、相手を選びません。誰がかかってもおかしくないのです。」
「皆さんには、どうか知っていただきたいのです。このウイルスは簡単に人に感染してしまう。それに極めて深刻な症状が出るケースもあるのです。」

この男性が暮らしていたテキサス州は再び陽性患者が激増中で、すでに約3000人が亡くなっている。テキサス以外の複数の州も多くが再びの患者急増が問題となっており、フロリダ州などの状況は極めて深刻だと報じられたばかりだ。

ちなみに多くのデマはSNSを中心に拡散中で、それを信じている人たちはホットスポットとされる地域の病院につき「患者であふれるどころかガラガラだ」などといった嘘を堂々とシェアしている。しかし実際そういう人たちのほとんどは、ホットスポットの出身者ですらない。

不要不急の外出はしない。マスクを着用ししっかりと手洗いをする。自分だけでなく、周囲の人たちも守るという意識を忘れない。それを徹底しない限り、待っているのはさらなる惨事だ。アメリカの現状はあまりにも悲惨だが、にも関わらず「パンデミックの終わりはまだ先だ」という専門家の声を無視する人たちも少なくはない。秋にはインフルエンザの流行も始まり、コロナの感染拡大との同時進行で地獄が待っているという声もある。今後数年は通常の生活は戻ってこない - それほどの危機感を持って生活してほしいとアメリカの専門家たちは必死に語っているが、危機感のない人たちがあまりにも多い。



(Kayla星谷/エトセトラ)

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