故マイケル・ジャクソンの愛娘が告白 うつ・自傷・自殺未遂まで <米>

故マイケル・ジャクソン(享年50)が遺した子供たち3人のなかでも、特に溺愛されていたとされるパリス・ジャクソン(22)。現在はモデル、女優などとして業界で活躍するパリスが、不安定な精神状態、自傷や自殺未遂などにつき赤裸々に語った。
このほどパリスが『Unfiltered: Paris Jackson and Gabriel Glenn』に登場し、これまで多くを語らなかった過去につき明かした。そのいくつかを、まとめてご紹介したい。
■ 溺愛された子供時代
「家族のなかで、女の子は私だけ。だからパパは、私にキレイな服を着せるのが好きだったの。まるで陶器のお人形みたいにね。私は嫌でたまらなかった。」
■ マイケルの死後、食べ物に依存
「(パパが食事内容も管理していたのに死後は祖母に世話をされるようになり)ルールがまるでない状態になったわ。」
「炭酸飲料やケーキがいつだって用意されていたの。だから体重が増えて、食べ物にどんどん依存してしまった。」
■ 自傷の始まり
「イトコにデブって呼ばれたの。だから食べるのをやめて、自傷するようになったわ。」
「体に切り傷をつけたり、火で焼いたりもした。肌を切るくらいでは死なない。そう思っていたの。刃物をコントロールするのは自分だもの。どのくらい深く切っているかは理解できていたの。」
■ 自殺未遂
「ええ、死のうとしたの。何度もね。」
■ 抗うつ剤と安定剤に頼る日々
「個人的には、薬はあまり好きではないのだけれどね…。」
「(うつ状態には)波があるの。ひどいときは本当にひどく落ち込んでしまう。でも、それでいいの。感覚が麻痺して何も感じないより、苦しみを感じるほうがずっと良いと思うから。」
■ モデルの仕事
「初めてファッションの世界に飛び込んだとき、自分らしく振舞えるのかも分からなかった。自分自身を受け入れることさえ困難な状態だったの。」
「素のままでいい。そう伝えていける存在になりたいわね。」
「自分はこれで良いんだって満足すること。それが目標よ。ちょっとずつそうなれたら嬉しいわ。自分を愛することって、難しいことだもの。」
パリスが初めて自殺未遂を報じられたのは15歳の時だったが、当時は様々な情報が錯そう。「本気で死のうとしたわけではない」とする報道もあったが実際にはかなり深く刃物で腕を切りつけ大量の薬ものんでいたことから、「本気だった」とみられている。
それよりも前に自傷、また自殺未遂を繰り返していたというパリス。腕の傷は大好きなタトゥーできれいに隠し、今は好きな業界での活躍が認められ高い人気を博している。どん底からも這い上がることができる - パリスの生き方に、そう教えられ励まされる若いファンが多いようだ。
画像:『Facebook』Paris Jackson
(Kayla星谷/エトセトラ)
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