カナダ出身の歌手ブライアン・アダムス 中国ウェットマーケットを痛烈批判し物議醸す

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(中国を批判したブライアン)
(中国を批判したブライアン)

カナダ出身の歌手ブライアン・アダムス(60)が、新型コロナウイルスの発生源ではないかとされる中国のウェットマーケットを猛バッシング。それにより大騒動に発展し、本人が謝罪するに至った。



予定されていたショーの中止を余儀なくされたブライアンが、新型コロナウイルスの発生を招いたとされる武漢のウェットマーケットに対し怒り狂った。ブライアンはSNSを更新し、以下のようなメッセージを書き込んだのだ。

「今晩からショーを開始する予定だったのに、コウモリを食い、ウェットマーケットで動物を売りさばき、ウイルスを作り出している強欲なバカ野郎どものせいで世界中のなにもかもがストップしちまった状態だ。」
「多くの人がこのウイルスのせいで苦しみ、お亡くなりになってしまったしな。」
「『どうもありがとうよ』ってこと以外に、俺が彼らに送りたいメッセージはこうだ。お前ら、もうヴィーガン(動物質食品を食べない菜食主義者)になっちまえ。」

これを見た人たちの一部は、ブライアンを人種差別主義者だと批判しブチ切れ。本人も大変反省したらしく、「僕が書いたことに腹を立てた人たちに謝罪します」「僕はただ、こういう市場での動物に対する残酷な行為がウイルスの原因である可能性につき不満が言いたかったのです」などとネットに書き込み、騒動の収束を図った。

その一方、動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)はというとブライアンに同意しているとみられ、以下のように書き込んでいる。

「こういうこと(動物由来の感染症)があるから、ヴィーガンになることが大事なのです。」

中国のウェットマーケット再開を叩く人たちを「人種差別主義者だ」という人は多く、コロナウイルスをチャイニーズウイルスと表現することに激怒する人も少なくない。その一方で多くの人々はウイルスの発生地は中国であると確信。その発表の遅れがパンデミックを招いたことにも憤り、歌手ポール・マッカートニー歌手ポール・マッカートニーを含むセレブの一部も「こんなことになってもなおウェットマーケットでの商売をやめないだなんて…」と批判的な考えを公表している。

多くの人が新型コロナウイルスに感染し、経済は衰退。そして何より悲しいことに、たくさんの人たちが亡くなっている。もしウイルスの発生地が世界の推測通りの場所なのだとしたら、「せめて同じ悲劇を繰り返さないで」と思われても仕方がない。海外在住のアジア人が「中国にウイルスごと帰れ」と罵声を浴びせられ殴られる事件も頻発しており、中国政府の対応が変わることを切に願っている人は多い。中国人全体を叩くことは問題だが、今回起きたパンデミックの発生地が明らかになりその原因となるものが廃止されることを、多くの人が願っているはずだ。



画像:『Facebook』Bryan Adams

(Kayla星谷/エトセトラ)

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