俳優トム・ハンクスの血液に十分な抗体 新型コロナ・ワクチン開発に使用されることに

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トム・ハンクスと妻は新型コロナを克服(画像はInstagramのスクリーンショット)
トム・ハンクスと妻は新型コロナを克服(画像はInstagramのスクリーンショット)

オーストラリア滞在中、妻で女優のリサ・ウイルソンと共に新型コロナウイルスに感染し、克服していた俳優のトム・ハンクス(63)。ワクチン開発にひと肌脱ぐことが決まったそうだ。



今年3月、新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)にり患し、回復したトム・ハンクス夫妻。ハリウッドAランクのセレブとして発症を公表した第一号でもあり、世界のメディアから取材を受けるとともに、現在は人々に外出禁止、手洗いや消毒の大切さを訴えようと様々なコメントを発信している。

少し前に、「自分の血液のなかに十分な抗体ができていればよいのだが」と語っていたハンクス。このほど米ラジオ・ネットワーク『NPR(ナショナル・パブリック・ラジオ)』で、妻リタとともに血液検査を受けたことを明らかにした。その期待通り、彼の血液のなかには新型コロナウイルスのワクチンを開発するに見合った十分な量の抗体ができていることが判明したという。

ハンクスはまた、「新型コロナのワクチン開発には、僕達のような回復した元患者の血液が必要らしくて、検査をしたら血漿に十分な抗体があるとわかったそうです。とても貴重だそうで、是非とも血液を分けていただきたいと言われました」とも語っている。

そこで「あ、これを著作権にして独占しようなんて考えていませんからね。特許庁に行くつもりもないです」と冗談を放って人々を笑わせたハンクスだが、世界の人々に言いたいことはただひとつ。今は不自由な生活にもじっと耐え、自分たちの命を大事に守ってほしいとのこと。1日も早く新型コロナウイルスが終息するよう、祈る気持ちでいっぱいだそうだ。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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