イルミナティ・カードが新型コロナを予言という「嘘」 マスクの絵で墓穴を掘ったか

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あまりにも図星すぎて笑ってしまう…?
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世界的なパンデミックとして感染拡大を続けている新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)。4月17日午後4時現在、世界の感染者数は2,184,000を超え、死者も146,800名を超えている。そんな中で囁かれている「この新型コロナウイルスは人工的に作られた生物兵器ではないか」という陰謀説。あるカードゲームもその根拠のひとつとして挙げられていたが…。



「イルミナティ(Illuminati)」というカードゲームをご存じだろうか。倒壊、崩壊、洪水、爆発、炎上、そんな恐ろしい光景が派手な色彩で描かれたカードをめくりながら、恐ろしい予言や予感と闘うことになる。

カードにはコウモリ、武漢にあるランドマークのような大型の建物、隔離(QUARANTINE)、研究所が爆発(Lab Explosion)、消毒液、ゴム手袋、エピデミック、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)、人口の減少などと描かれたカードが存在すると話題になっている。なぜなら新型コロナウイルスについて、人口を意図的に減らし、地球環境を良くする目的で人工的に作られ、武漢市の市場でバラまかれたなる陰謀説がそのままだからだ。

また米国で起きた9.11世界同時多発テロ事件も、イルミナティ・カードに描かれた絵の通りのことが実際に起きていた。2つの高層ビルが横腹からの攻撃で爆破されるカード、そして国防総省のあの五角形のペンタゴンが火災に見舞われるというカードが存在するのだ。

だが今起きている新型コロナウイルスのパンデミックを、果たして40年近くも前に予言できるものだろうか。そんななかで1枚のカードが墓穴を掘ってしまった。「QUARANTINE(隔離)」とある右の絵の水色のマスクをご覧いただきたい。このような横にプリーツが入った不織布のマスクが世の中に登場したのは近年のこと。アメリカでカードが発売された1982年には存在していなかったではないか。

そこで今、イルミナティ・カードについて囁かれているのは「衝撃的な事故、事件、自然災害など、新しい出来事をさっと絵にして新しく発売している」ということ。また、「カードに描かれている絵からヒントを得て、悪意の人物がその通りのテロを実行した」という考え方も可能。いずれにせよ悪趣味なことに変わりはない。

しかし、それでもミステリー好きはゴマンといる。巷では「すっかりイルミナティ・カードのファンになった」「子供たちが寝静まってから、こっそりと遊ぶようになった」「真っ暗ななか、イルミナティ・カードでゾクゾクするのが最近のひそかな楽しみ」という声も急増中だという。



(佐藤めぐみ/エトセトラ)

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