ヒマラヤの絶景、白鳥、魚の群れ…新型コロナ・ロックダウンが世界の環境汚染をここまで改善 

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遠くの山々まで見渡せるLA(画像はInstagramのスクリーンショット)
遠くの山々まで見渡せるLA(画像はInstagramのスクリーンショット)

世界で猛威をふるい、人々を脅かしている新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)。外出を制限・禁止されている国も多く、仕事は休業または自宅からテレワーク、外出は買い物のみという人々が激増している。公共交通機関も減便、飛行機が空を飛ばない、工場が稼働しない、自家用車による交通量はいっきに減った。これらは長年すっかり汚れていた大気をも改善させ、歓喜する人々は「今こそ絶景を」と写真をたくさん撮りだめしている。



これが本来あるべきインドの景色
これが本来あるべきインドの景色

これは、インドが今までどれだけ有害な二酸化炭素を排出し、光化学スモッグによる大気汚染が深刻だったかが如実に分かる写真だ。世界の中でも工場数がかなり多いインド。主要都市がロックダウンされたことで、ついにインドの街中からもくっきりとした美しいヒマラヤ山脈が眺められるように。ここ30年間で初めての事で、誰もが驚いているという。

冒頭の写真にあるアメリカ・ロサンゼルスでは、網の目のような高速道路を埋め尽くす自動車の渋滞が有名。大気汚染はじつに深刻な問題だった。だが状況は一変し、常にどんよりと曇っていた空は本来の青色に戻り、最近では遠くの山々が綺麗に見渡せるという。

白鳥が戻ったイタリアのヴェネツィア
白鳥が戻ったイタリアのヴェネツィア

「水の都」として有名なイタリアの人気観光地・ヴェネツィア。これまでは世界中から訪れる観光客で日夜賑わっていたが、現在の観光客はゼロ。その代わり、透明度がよみがえった運河を楽しんでいるのは魚たちの群れだ。観光客を乗せたゴンドラの通過がこわいため、遠く離れていた白鳥たちも再び運河に戻ってきたという。

魚がくっきりと見えるほど透明な運河
魚がくっきりと見えるほど透明な運河

日本もライフラインがストップし、停電で信号機が作動せず車も走れなくなり、学校も職場も突然の休みを強いられた東日本大震災の経験がある。空気がきれいだと感じながら暮らしていた東北地方の人々ですら、地震の数日後には「以前にも増して夜空の星が輝いている」「街にも鳥の美しい鳴き声が戻ってきた」と話していた。この新型コロナ騒動も、全世界の人々が地球環境保全について深く考える機会になるのではないだろうか。



画像:
instagram』dailymail

instagram』lonowrites

(佐藤めぐみ/エトセトラ)

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