“新型コロナ感染”に悩み妻と無理心中した夫 死後に判明した事実に衝撃 <米>

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(コロナ感染を恐れた夫とその妻の悲劇)
(コロナ感染を恐れた夫とその妻の悲劇)

新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、人々の恐怖心は増すばかりだ。「確かに亡くなる人もいるが回復するケースも多い」とたびたび報道されているにもかかわらず、感染を疑い絶望した男が凶行に及んでしまった。



米国・イリノイ州で暮らしていた54歳の男(Patrick Jesernik)には、大きな悩みがあった。それは「新型コロナウイルスに感染してしまったに違いない」というもので、実際に59歳の妻シェリルさんは呼吸困難を訴え、数日前に新型コロナウイルスの検査を受けたばかりだったという。

その夫妻と連絡がつかなくなったことから、関係者が通報。「無事かどうか確認してきてほしい」という依頼を受けた警官数名が夫妻の自宅に入ったところ、別々の部屋で亡くなっている夫妻の遺体を発見した。当局の発表によるとシェリルさんは銃弾を受けて死亡していたといい、夫はその後を追うように自殺した可能性が極めて高いという。

この件で取り調べを受けた親族によると、容疑者は「夫婦そろって新型コロナウイルスに感染してしまったと思う」「どうすればいいのだろう」とずいぶん気にしていたという。それも踏まえすぐに検視が行われたが、皮肉にも夫妻はどちらも新型コロナウイルスには感染していなかった。

多くの死者が出ている国々では、軽い風邪をひいても「コロナに感染か」とパニックに陥る人たちが増えているという報告がある。「新型コロナウイルスに感染=苦しい死が待っている」という思い込みゆえに大きな不安を抱えた容疑者は、「苦しむくらいならいっそのこと…」と思いつめ、取り返しのつかない行動に走ってしまったようだ。

新型コロナウイルスに感染しても、症状が軽くすぐに回復するケース、症状が出ないケースなど様々だ。仮に感染したとしても、「もうだめだ」と悲観しなくても良いケースが多い。気になる症状があり心配な方は、厚生労働省や各都道府県が設けている電話相談窓口に相談していただきたい。



画像:Facebook: National Gun Violence Memorial

(Kayla星谷/エトセトラ)

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