インド 双子の赤ちゃんが新型コロナにちなんで「COVID」「CORONA」と名付けられる

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双子に新型コロナウイルス感染症にちなんだ名がつけられる(画像はイメージです)
双子に新型コロナウイルス感染症にちなんだ名がつけられる(画像はイメージです)

今この時期に新型コロナウイルスに関するブラック・ジョークはアリなのか。しかも親が我が子を利用してウケを狙うなんて…。何とも後味の悪い「命名」の話題がインドから伝えられた。



日本時間の4月4日午後6時現在、3,000名を超す新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染者と86名の死者が確認されているインド。この国も医療崩壊の不安が現実のものになってきており、すでに都市部のロックダウンが始まっている。

そんななかチャッティースガル州の州都ライプールで3月27日、男の子と女の子の二卵性双生児が誕生。何を血迷ったのか、両親はその新型コロナウイルスにちなんだ名前を付けてしまった。男の子がコヴィッド(COVID)、女の子がコロナ(CORONA)だそうだ。

両親にはそれなりの考えがあるようだ。母親のプリーティ・ヴェルマ(Preeti Verma)さんがメディアの取材に応じ、「2人は新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)のパンデミックのさなかに誕生しました。でも終息する日は必ず来ます。その時、世界が味わい、乗り越えた苦難をしみじみと思い出してほしい、そう思ったのです」と説明している。

その命名を明らかにしたところ、出産した病院ではさっそく新生児の2人を「コヴィッドくん」「コロナちゃん」と呼び、可愛がってくれた。帝王切開後のヴェルマさんと双子の赤ちゃんは健康状態も良好で、すでに病院を退院している。

しかし、世界から今もっとも忌み嫌われているウイルスの名ではなく、ワクチン開発に尽力した科学者の名や、見つかった特効薬の名を付けてもよさそうなもの。ふとそんなことに気付いたのか、最初は興奮気味だった両親も「気が変わったら2人の名前を別なものにするかもしれません」と話すなど、ややトーンが落ちているという。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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