全盲だった男性に奇跡が… 交通事故がきっかけで視力が回復 ポーランド

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ひょんなことから視力が回復した男性(画像はイメージです)
ひょんなことから視力が回復した男性(画像はイメージです)

20年以上前に視力を失い視覚障害者として生きていたポーランド人の男性が、思わぬきっかけで視力を取り戻したとして話題を呼んでいる。



男性はポーランド・ルブシュ県の県都ゴジュフ・ヴィエルコポルスキに暮らすヤヌス・ゴラジさん。若い頃に強いアレルギー症状が原因で右目の網膜がダメージを受け、左目も対象物のおぼろげな形と光を感受することが精一杯。障害者手帳を持つ盲人としての暮らしを余儀なくされてきた。

そんなゴラジさんは2018年、横断歩道を渡っていたところ車にはねられる大変な事故に巻き込まれた。頭を強く打って病院に運ばれた彼は、事故から2週間後ふとしたことに気付いた。事故の前よりも物や人の顔がクリアに見えるようになったというのだ。

さっそく『ポルサット・ニュース(Polsat News)』がゴラジさんを取材。その時の様子について彼は「はねられた勢いで私の体はボンネットに乗り、強く頭を打ったそうです。股関節を負傷して病院で手術を受けましたが、そちらは2週間ほどで良くなり、なんと視力まで回復したんです」と語った。

また同メディアは病院も取材。広報担当のアグニエスカ・ウィスニエフスカさんは「ゴラジさんの目に何が起きたのか医療スタッフも大変驚き、ひたすら首をかしげています」と語っている。

頭を打ったことにより脳内で何かのピントがぴたっと合ったのか、それとも入院期間中に投与されていた複数の薬が作用したのか。「可能性として考えられるのは抗凝固剤。股関節などの治療の際にその投与があったことが関係しているかもしれない」という医師も現れたようだ。

だが医学の進歩のためとはいえ、研究材料として協力させられることをゴラジさんは断り続けている。彼はその病院の警備員として働くようになったことで完全なる自立が叶い、ついに家族の元を離れたところだ。検査や実験で瞳に何か強い刺激を与えられ、再び視力を失うことをとても恐れているという。



(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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