少女時代に誘拐され生還したエリザベス・スマートさん 機内で受けた性的被害を告白 <米>

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(スマートさんが、機内で受けた被害を公表)
(スマートさんが、機内で受けた被害を公表)

2002年6月に、米国・ソルトレイクシティの自宅から連れ去られたエリザベス・スマートさん(32)。当時まだ14歳だったエリザベスさんは犯人による性的虐待と監禁生活に9ヶ月ものあいだ耐え、その後に報道がきっかけで犯人の容姿を覚えていた人物らの通報がきっかけとなり救出された。その後はしっかりとした教育も受け、今は夫、そして3人の子がいる。



誘拐、そしてそれに続いた連日の強姦被害を経て生還したスマートさんが、2019年に飛行機で移動していた際に性的被害を受けたことを公表した。このほど『CBS This Morning』のインタビューに応じたスマートさんは、このように被害を振り返っている。

「眠っていたのです。なのにいきなり目が覚めました。誰かが私の両脚のあいだをもむように触っていることに気づいたのです。ももの内側も触られました。」

それに気づいたスマートさんに対し、隣に座っていた加害者は謝罪さえしなかったという。

「私は(あのような誘拐・強姦被害を受けた)エリザベス・スマートです。だからこそ自分でもどう対処すべきか知っているはずなのに、あの時はどうすればいいのかまるで分かりませんでした。」

そうも語るスマートさんは、この一件については公表をためらったとのこと。それでも公表に踏み切ったのは「自分も含め女性がどんなに弱い存在なのか、改めて思い知ったからです」と述べ、「私のような立場の人間にさえあんなことをする男なら、他の女性たちに対しても同じことをしかねないとも考えました」と付け加えた。

スマートさんが利用した航空会社はこの件を重くみており調査にも協力中で、「お客様、そして弊社職員に対するこのような行為は断じて許しません」という声明を発表している。飛行機内で起こるセクハラ、性的暴行などについては数が多いとFBIも発表。各航空会社も事件発生防止にむけ努力を続けているといわれているが、それでも事件は起きてしまった。



画像:『Instagram』elizabeth_smart_official

(Kayla星谷/エトセトラ)

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