28歳医師、自らも新型肺炎で死亡か 10日間不眠不休で患者の診察 <中国>

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将来が期待された優秀な医師も死亡(画像:『shanghaiist』28-year-old doctor dies after working on frontlines against Wuhan virus for 10 days straight)
将来が期待された優秀な医師も死亡(画像:『shanghaiist』28-year-old doctor dies after working on frontlines against Wuhan virus for 10 days straight)

健康で既往歴がない若者でも命を奪われることがある新型コロナウイルスによる肺炎。不眠不休で患者の診察にあたってきた中国の20代の男性医師も、この病で命を落としてしまった可能性がありそうだ。



「宋英杰」との名札で紹介された、見るからに優しそうな笑顔の医師。武漢市のある湖北省の南に位置する、湖南省衡陽市衡山県の病院に勤務するこの若き医師は、大変な使命感とともに新しい患者の診察やウイルス抗体検査にあたってきたという。

新型コロナウイルスとの熾烈な闘いを強いられている湖北省や湖南省の医療現場。宋英杰(Song Yingjie)医師は1月23日から10日にわたり不眠不休だったといい、免疫抵抗力も相当下がっていたのだろう。自身も新型肺炎にり患した可能性のある彼は、大きなゴーグルとマスクを着用した病室での写真を最期にあの世へと旅立ってしまった。

2月3日深夜、シフトを終えた宋医師は寮に戻ったものの自分の部屋で倒れ、同僚により発見された時はすでに心肺停止の状態だった。まだ検死は終了していないが、事件性はないことから、新型肺炎に感染した可能性があるなか、過労と睡眠不足による突然の心停止が起きたのではないかと複数のメディアが報じている。

わずか28歳で副科長を務めるなど、宋医師はこれからの活躍が期待される身だった。



画像:『shanghaiist』28-year-old doctor dies after working on frontlines against Wuhan virus for 10 days straight

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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