動物園のライオンが餓死寸前、衝撃写真に寄付続々  経済危機のスーダンで

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痩せこけたライオンが餓死寸前の仲間を見守る(画像はFacebookのスクリーンショット)
痩せこけたライオンが餓死寸前の仲間を見守る(画像はFacebookのスクリーンショット)

経済状態がますます悪化する一方のスーダン。もはや動物園もライオンを飼育しきれなくなっているもようだ。ガリガリに痩せ、動きも緩慢になり、横たわるライオンたち。待っているのは餓死とハエの群れだ。



背骨や肋骨がゴツゴツと飛び出し、立つ力も目の力も失い、死が迫った目の前の仲間を恐怖に満ちた目で見つめるライオン。どの個体も以前の体重の3分の1に痩せてしまったという。そんなショッキングな写真がスーダンのある動物園からソーシャルメディアに飛び出し、世界の大手メディアもそれを紹介。大勢の人々に衝撃を与えている。

そこはスーダンの首都ハルツーム(Khartoum)にある、公営の「アル・カレシ・ファミリーパークAl-Qureshi Family Park」に併設された動物園。人々に供給される食糧も薬も不足しているこの国ゆえ、動物たちが優先的に保護されるわけはなかった。運営は民間からの寄付だけが頼りというなか、それも尽きて飼育員たちが自らのポケットマネーで肉などを買い与えていたのだ。

その事実を知り、Facebookのユーザーであるオスマン・サリーさんは強いショックを受け、現場の写真とともにその状況を世界に向け発信した。「ライオンたちを守る活動に皆さんの温かい支援を。寄付金ではありません。治療薬や栄養補給剤、ボランティアスタッフさんが必要です」と説明するサリーさん。すると栄養補給と水分確保のための点滴剤が届けられたほか、なんと2頭の羊を含む新鮮な肉が届いた。郊外のある食肉工場も強力なサポーターとして名乗りを上げてくれたという。

だが20日午後、1頭のメスのライオンが死亡。栄養失調が続いたことで免疫抵抗力を失い、病気に打ち打ち克つことができなかったという。Facebookにこの悲しい知らせを綴ったサリーさんは、「今いる4頭の健康状態が改善し、1日も早く安全な場所に移されることを願ってやみません」としている。



画像:『Facebook』Osman Salih

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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