<世界旅紀行>スコットランドその1 エディンバラから2泊3日のツアーに参加

~目標は世界遺産・厳選52か所の制覇~
ロンドンで夏のテニスの祭典「ウィンブルドン選手権」を満喫した後は、スコットランドに向かいました。スコットランドは長年とても行きたいと思っていましたが、予想した以上に素晴らしいところでした。
ロンドンの最終日、人気のカレー・レストラン『DISHOOM(ディシューム)』キングクロス店でランチを食べてから、長距離列車に乗ってエディンバラに向かい、ホテルで1泊しました。翌朝、現地発着ツアーで有名なVELTRAさんの『「翼の島」スカイ島+ネス湖 2泊3日ツアー<英語/エジンバラ発> / B&B(エンスイート)利用』というツアーに参加しました。長距離を効率よく回るためにも、やはりバスツアーはラクなのです。

エディンバラからベン・ネヴィス山を眺めながらグレンコーに寄り、スカイ島に向かい、またエディンバラに戻るツアーですが、宿泊はイギリス生活が長かった同僚ライター星谷さんの「可愛いからすごくおススメ」というアドバイス通り、ホテルではなくB&Bを選択しました。ただ、ドライバーを兼ねた男性ガイドさんの英語が聞き取れないことがあり、最終日でやっとその独特のアクセントに慣れてきました(それじゃ遅いのに…)。
晴天ばかり続かず曇天や小雨の日もありましたが、スコットランドのハイランド地方はなぜか雲が多いほど、“そこらしさ”みたいなものが感じられて不思議でした。
■グレンコー
深々とした緑のカーペットを敷いたような山々の間を縫うようにしてドライブ。それがもう本当に心地よい、清々しい気分なのです。「緑色を見るとよい」とよく聞きますが、まさにそれを実感します。

この景観を、写真ではなく是非とも自分の目で見たいと長いこと思っていました。スコットランドでもこのあたりは最も美しい峡谷だと言われているそうです。こちら、わずかしか写っていませんが、イギリス諸島最高峰の山でハイランド地方の誇りでもある「ベン・ネヴィス山」です。


■スカイ島
スコットランド本土の北西に位置する島のひとつで、大自然がそのままという風光明媚な景観が私たちの目を楽しませ、心や疲れを癒してくれます。





■アイリーン・ドナン城
この記事のトップの写真にも使用した、スコットランドが誇る美しい古城「アイリーン・ドナン城」。13世紀に湖の中に浮かぶようにして建てられた石造りの城が、そのまま残っているのです。ドイツの「ライン川下り」を経験して以来、筆者は古城を眺めるが大好きになりました。


■B&Bに宿泊
本土とスカイ島を結ぶスカイブリッジを渡ってすぐのケイル・アケインはB&B街。巨大なホテルはまったく見当たりません。

ドライバーさんの指示で1軒あたり数名ずつが振り分けられ、宿泊します。

筆者はインドから来た姉妹、フランスから来た親子連れと一緒になりました。バスルームはそれぞれにありますが、朝食は皆一緒に1階の食堂でとります。

夕食は外に出ますが、ここはB&B街なのであちこちにレストランが点在していて散歩がてらちょうど良い距離です。人気のシーフードレストラン「キャッスル・モイル」までもすぐでした。白ワインも全然高くなくてボトルで注文。ここのシーフードの盛り合わせとフィッシュアンドチップスが本当に美味しかったのです!

2泊したのですが、なんと2回の夕食をここの店にしてしまいました。ドッサリ盛りの良いお料理に疲れが吹き飛びます。


■キルト・ロックとメオルト・フォールズ(Mealt Falls)
スカイ島北東部にある断崖絶壁の絶景スポット。スカイ島の観光ガイドには必ず載っている滝で、西側のメル湖の水が海に流れ落ちています。

海外の景勝地はこういうところに柵がないこともあるのですが、ここは大丈夫。柵つきなので、高所恐怖症の人もギリギリ楽しめると思います。
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