死ぬ前に『スター・ウォーズ』が観たい ホスピスで夢を叶えた男性 <英国> 

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(息子と一緒に映画を鑑賞!)
(息子と一緒に映画を鑑賞!)

映画『スター・ウォーズ』シリーズの大ファンで最新作の公開を心待ちにしていたものの、体調の悪化により「公開まで命が持ちそうにない」との診断を下された男性がいる。その男性の最後の夢をどうにか叶えたいという人たちとキャストのおかげで、男性はひとあし早く、最愛の息子と共に映画を鑑賞することができた。



『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の公開を楽しみにしていたのは、英国のホスピスにて最期の日々を過ごしている男性だ。その夢をどうしても叶えてあげたいと考えたホスピスの職員が、ツイッターに男性の夢を書き配信。それが巡り巡ってルーク・スカイウォーカー役の俳優マーク・ハミルほか多くの関係者の目にとまり、配給会社が「ぜひ鑑賞していただこう」と決意。「患者さま、そしてご家族に映画を公開させていただけることをありがたく思います」「フォースと共にあらんことを」とツイートし、実際に映画をホスピスで鑑賞できるよう手配したという。

そして感謝祭の日 - ノートパソコンを持った関係者がホスピスを訪問。男性の夢を叶えて帰って行ったという。息子と共に映画を鑑賞できた男性は、以下のような声明を発表した。

「映画を鑑賞したいという夢を叶えてくださった皆さんに、心からお礼を申し上げたいと思います。今、僕の状態は悲惨です。なのに素晴らしい思い出ができ、家族もとても喜んでくれました。」
「僕は、誰よりも『スター・ウォーズ』が好きです。こんな悲惨な状態にあるため、1977年から楽しみにしていたこの映画を観ることはできないと思っていました。今もまだ(映画を鑑賞できたことが)信じられません。」

ちなみに男性の息子はまだ幼く、父親の死が迫っていることにつき十分には理解していなかったとのこと。しかしこれを機に男性と妻は息子にしっかりと向き合い、「間もなくパパはお星様になる」と伝えることができたという。男性の妻はこの経験を振り返り、「息子に、夫の状態につき詳しく話してやるきっかけにもなりました」と明かしている。

間もなく亡くなってしまうこの男性。一緒に映画を鑑賞した少年は、きっとつらかったにちがいない。それでも人の優しさと思いやりに触れ、少年とその家族はどんなに心を癒されたことだろう。可愛い息子の姿を見て、男性は「フォースと共にあらんことを」と心から願ったに違いない。



画像:『Twitter』Rowans Hospice

(Kayla星谷/エトセトラ)

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