「みんなでもう一度、乾杯しようか」 死期迫る男性の家族愛が話題に <米>

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(「子供たちとビールが飲みたい」と願った男性。)
(「子供たちとビールが飲みたい」と願った男性。)

「大病を患い、もう先は短い」 - 死期を意識した人達は、介護に奔走した家族に対する罪悪感、先立つことに対する悲しみ、自分の死を嘆くであろう愛する人達への思いで揺れるという。この男性(87)も大腸がん(ステージ4)を患い「間もなく命が尽きる」と確信。そこで家族に話をし、“最後の願い”を聞いてもらったという。



男性の孫にあたる人物はこの写真をSNSにアップし、以下のようにコメントしている。

「祖父は生涯を通じ、比較的元気な人でした。でも先週の日曜日、病院にいた時に分かったのです。間もなく祖父の命が尽きるということがね…。」
「祖父の望みは、みんなでもう一度いっしょに酒を飲むことだと父に知らされました。この写真は火曜日の晩に撮影したものです。祖父は、その翌日に旅立ちました。」
「この写真を見ると、癒されるんです。悲しみに耐える力を貰えます。」
「祖父母がいて、祖父母が育てた子供たちもいる。最期の時を、家族が一緒に見守ったのですから。」

悲しみをこらえ、必死に笑顔を見せる男性の家族。妻だけは神妙な面持ちで、最愛の夫の手をしっかりと握っている。家族の長だった男性は死が迫っているにもかかわらず笑みを浮かべており、その表情を見るたびに「良かった」「ステキな送り方ができた」と家族は前向きになれるそうだ。

この写真はネットで一気に拡散し、「家族の最期を同じように明るく迎えたい」と願う人達が増えているという。ある医師は、‟理想的な最期”につき以下のように話している。

「最期の瞬間を前に、できるだけ苦痛を取り除いてあげるのが医者の仕事です。見守る家族にはできるかぎり寄り添って、好きなことをさせてあげてほしい。ビールを飲んだことで少しばかり命が短くなっても、いいではないですか。悲しみに満ちた終わりより、笑顔に満ちた旅立ちが理想でしょう。多くの患者さんは、最期の瞬間まで家族の幸せな顔が見たいと望んでいるに違いありません。」

ビールを持ち、愛する家族に囲まれて微笑んだこの男性。今は苦痛からも解放され、天国から家族を笑顔で見守っているに違いない。



画像:Adam Schemm

(Kayla星谷/エトセトラ)

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