脳や肺に700匹もの豚サナダムシで頭痛けいれん発作 半生の豚肉が原因か 中国

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脳にも棲みついた豚サナダムシ
脳にも棲みついた豚サナダムシ

鍋料理とは野菜はもちろん肉・魚などすべてによく火が通り、熱々を食べるもの。加熱をほどほどでやめるしゃぶしゃぶなどに豚肉を使う場合は要注意かもしれない。さっさと口にしてしまうと、時にはこんなことにも…。



中国・浙江省頭痛で、けいれんが1ヶ月ほど続いたことから浙江大学附属第一医院(First Affiliated Hospital of College of Medicine, Zhejiang University)の感染科を受診したという杭州市のZhu Zhong-faさん(43)。すると医師から脳、肺、胸部筋肉などに700匹以上の寄生虫が棲みついていることを指摘された。

寄生虫は状況によっては頭痛だけで済まなくなり、脳水腫が起きて体の痙攣、意識喪失、記憶喪失、平衡感覚の欠如といった神経嚢虫症(しんけいのうちゅうしょう)の症状が現れる。さらに視神経を侵して失明に至ったり、運が悪ければ死亡することも。Zhuさんも危ないところだったといい、豚肉はやはり十分な加熱が必要だと諭された。

Wang医師に食生活について尋ねられたZhuさんは、「火鍋をした時によく火を通していない、半生の豚肉を食べた」と説明。これにWang医師は、成人発症型てんかんの主な原因ともいわれる豚サナダムシの幼虫がZhuさんの体に入り込み、血流にのって脳にまで侵入したことを疑った。

また700匹にも増えていた原因については、Zhuさんの腸内で豚サナダムシが成虫になり卵を産み、その卵が孵って幼虫となり、また成虫に育つことを繰り返したからだが、孵化から変態までで止まってしまった幼生こそが厄介で、こちらが血流にのり体のあちこちに散らばることがあると説明された。

今年5月には、物がうまく持てなくなり、認知症のような記憶障害に苦しむようになった米ニューヨーク州オレンジ郡の42歳の女性の脳から、豚サナダムシに侵された病巣部分が取り除かれた。ほとんどがヒスパニック系だが、アメリカでは年間約1,000人がこれを発症するという。



画像:『Mirror』Man found with 700 tapeworms in his brain, chest and lungs after eating pork

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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