「尊い命を救いたい」 心臓移植が必要な青年のため看護師が養母に 米

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青年を救った看護師。
青年を救った看護師。

米ジョージア州の病院で働くある看護師(57)が、心臓移植が必要にもかかわらず「ある事情」ゆえに移植待機リストに名前を載せてもらうこともできずにいた青年(27)に出会った。自閉症の青年には世話をしてくれる家族もいなければ、落ち着いて暮らせる家もない。そんな男性を救おうと、看護師が手を差し伸べた。



この看護師が青年に出会ったのは、昨年12月のこと。体調不良で苦しんでいた青年は心臓が弱り「生きて行くには心臓を移植するしかない」と宣告されたというが、頼りにしていた祖母は死亡し実母はリハビリ施設で生活中。青年を支援する人は誰もいなかったため、術後のサポートが欠かせない心臓移植手術の候補者にもなれなかった。

そんな青年を担当し苦境を知った看護師は、自閉症と心臓疾患を抱え行先もない青年を救うべく行動を起こすと決意。「私がこの子の保護者になりましょう」「だから移植候補者にしてあげて」と申し出たのは出会ってから2日後のことで、男性もこれには驚いたものの、喜んで女性の申し出を受け入れたという。

この行為につき、女性はこう語っている。

「私は看護師。人を救うことが仕事なのです。」
「何かを必要としている患者さんが、それを得られずに困っている。そういう姿を見るのは、とてもつらいことです。」
「私は看護師だもの、それに余分な部屋も自宅にある。だから世話ならしてあげられる。そう思ったのです。思い悩むまでもありませんでした。」

男性は今年8月に心臓移植手術を受け、成功。今では「ママ」と呼ばれている看護師が術後の状態をしっかり見守り、親として青年を立派に支えている。

親が子を捨てる。または虐待し殺してしまうという悲しいニュースが多い中、血がつながらない子/人を支え守ろうとする人達もいる。この女性の看護師としての信念、そして人としての生き方に、病院関係者を含む多くの人達が心を揺さぶられたと明かしている。



(Kayla星谷/エトセトラ)

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