舌がんで舌の半分を失うも腕の皮膚などを使い再建 「セラピーに救われた」という女性 英国

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新たな舌が完成!
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婚約成立直後の突然のがん宣告にショックを受けながらも、前向きに克服に向け治療を受けた女性がおおいに話題になっている。舌に痛みを感じ変色に気づいてはいたものの「8年間ほど放置してしまった」という女性は、しまいには激痛ゆえに飲食もできないほどに。その後に受けた手術・治療とは、どのようなものだったのか。



最愛の男性と婚約し、結婚を楽しみにしていた女性が英国にいる。その女性が舌の痛みに耐えきれず病院に行ったところ「舌にがんができています」と伝えられ、瞬時に脳裏をよぎったのは「私は死んでしまうの?」という絶望感だったという。さらに「舌を切り取られるの?」「死なずにすんでもこれまでの人生とはまるで違うものになってしまうのでは?」と悲観しボロボロになったというが、医師はその後に「舌の右側を切除し、残りの部分は皮膚などを移植し再建しましょう」と女性に伝え、大手術に取り掛かった。

この手術で、医師団は女性の舌の半分を除去。その後に女性の片方の腕から皮膚と血管を一部切除し、それを用いて舌を再建。さらには首の右側にあるリンパ節と奥歯2本を抜き、新たな舌がうまく収まるよう整えたという。まさに11時間半にも及ぶ大手術になったというが、この手術は成功した。

しかし術後しばらくは口だけでなく腕の痛みも酷かったといい、女性は看護師に頼りきりだったとのこと。当然しばらくは話もできず落ち込みもしたというが、回復期間はセラピーを受け精神的にも徐々に前向きになれたとのこと。担当医も「がん宣告、治療、それ以降の生活は患者さんにとっては大変です」「ただ考えてもどうしようもないことで悩んでいたら、暗い精神状態から抜け出せなくなってしまうのです」とコメント。精神的ケアの重要性を強調している。

先進医療を駆使しての積極的治療のみならず、精神的な回復まで患者を支える総合的ケアの充実が、医療現場ではさらに重要になりそうだ。



画像:『METRO』Woman with tongue cancer gets a new one using skin from her arm(Picture: BPM Media)

(Kayla星谷/エトセトラ)

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