<世界旅紀行>『アフリカ』その7 ビッグ5を制覇@クルーガー国立公園サビサンド私営動物保護区 

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サビサンドの「プリンセス」と呼ばれるメスのヒョウ(Photo by 朝比奈)
サビサンドの「プリンセス」と呼ばれるメスのヒョウ(Photo by 朝比奈)

~目標は世界遺産・厳選52か所の制覇~

4月の12日間にわたるアフリカ旅行。長年の憧れであった、南ア・クルーガー国立公園でのゲームサファリをついに実現させました。サビサンド私営動物保護区での4泊などあっという間のことで、素晴らしい体験となりました。アフリカはあまりにも遠かった。でも最高に素晴らしい旅行先、大ファンになってしまいました。一生に一度であろう思い出深いアフリカの旅…と書きたいところですが、次はナミビアに行く!と決意を新たにしております。



アフリカのサファリにおける「ビッグファイブ」とは、ライオン、ゾウ、サイ、バッファロー、ヒョウのことです。ピークシーズンとは言い難かったのですが、筆者もしっかりとそのビッグファイブと遭遇しましたよ! 本当にエキサイティングな体験の連続でした。

■ゾウ
見てください。ゾウがこちらにどんどん近づいてくるのです。最大で2メートルくらいまで近づいてきて、さすがに心臓がドキドキ高鳴ったものです。クラン(clan=血縁一族による集団)のトップはやはり重鎮。貫禄が違いますね。幼い子供たちをしっかりと囲んで守り、彼らにとって無理のない歩調をキープしています。

来る、こっちに向かって来る!(Photo by 朝比奈)
来る、こっちに向かって来る!(Photo by 朝比奈)
目の前を横切るゾウの群れに感激(Photo by 朝比奈)
目の前を横切るゾウの群れに感激(Photo by 朝比奈)

子供たちの朗らかさはどこも一緒。やんちゃでイタズラ好き、好奇心いっぱいの小象さんたちの動きを見ているのは、とても楽しいものでした。

私営動物保護区ならではの近さ(Photo by 朝比奈)
私営動物保護区ならではの近さ(Photo by 朝比奈)

■サイ
こんなに大きなサイを見たのは初めてです。目はとても小さくて退化を感じさせ、ツノはあってもどうにも邪魔そうです。それぞれのパーツにあまり機能性を感じさせない、ただただ大きな造りであるサイが気の毒になりました。

のっしのっし、悠然と歩くサイ(Photo by 朝比奈)
のっしのっし、悠然と歩くサイ(Photo by 朝比奈)

ところが水辺のサイは元気です。子供より親が楽しそう。ゴロンゴロンと寝返りをうちながら全身にくまなく泥水を塗っていました。

子供より親が夢中になっていた水遊び(Photo by 朝比奈)
子供より親が夢中になっていた水遊び(Photo by 朝比奈)

■ヒョウ
ヒョウには計6回ほど遭遇しました。ジャックさんは「木の枝に乗っていることがあるから気を付けていて」と言っていました。夕方近くになると遭遇する確率があがります。

ヒョウに睨まれる(Photo by 朝比奈)
ヒョウに睨まれる(Photo by 朝比奈)
この舌なめずり、さては…!?(Photo by 朝比奈)
この舌なめずり、さては…!?(Photo by 朝比奈)

狙っている獲物がいるからこんな舌なめずりが出るのでしょうね。そこにはクードゥのメスがいました。

クードゥのメスが狙われている様子(Photo by 朝比奈)
クードゥのメスが狙われている様子(Photo by 朝比奈)

それでも逃げられてしまいました。ジャックさん曰く、見事に獲物を捕まえる印象があるのはテレビでそういうシーンだけを放送するからで、実際の狩りは成功率も低く、本当に過酷なものだそうです。

獲物に逃げられ、つまらなそうにここに佇み、次なる獲物を待つことに(Photo by 朝比奈)
獲物に逃げられ、つまらなそうにここに佇み、次なる獲物を待つことに(Photo by 朝比奈)

ジャックさんが「プリンセス・ムツミ」と呼んでいるメスのヒョウです。「とても美しい。完璧な美しさだね」とほめちぎるジャックさん。彼は素晴らしいカメラを持っており、特にこのヒョウに出会うと時間をかけて真剣に撮影していました。

顎の下に腕を入れてまどろむヒョウ(Photo by 朝比奈)
顎の下に腕を入れてまどろむヒョウ(Photo by 朝比奈)

動物たちとの出会いが増えるナイトサファリ。こうして毎夕美しい日没を眺めながら、真っ暗になった後の楽しみを想像したものです。

日が沈む美しさを堪能した後、夜のサファリこそが楽しみ(Photo by 朝比奈)
日が沈む美しさを堪能した後、夜のサファリこそが楽しみ(Photo by 朝比奈)



■ライオン

ライオン二頭を発見(Photo by 朝比奈)
ライオン二頭を発見(Photo by 朝比奈)

やはり百獣の王ライオンに遭遇した時の緊張感は違います。「彼らはまだ子供で、どこかから親がじっと見張っているのでは?」とジャックさんに尋ねたところ、笑われました。「もう立派に独立して自分たちのクランを形成しているよ」と。18歳や20歳で成人するなんてヒトだけです、確かに。

こちらがこどもライオン(Photo by 朝比奈)
こちらがこどもライオン(Photo by 朝比奈)

子供ライオンはまれに目を覚ましますが、長い間眠ってばかりです。子供は寝るのが仕事、それを見守るのが大人の仕事ですね。

アクビしてまた寝ます(Photo by 朝比奈)
アクビしてまた寝ます(Photo by 朝比奈)

サビサンド内のジープが次々と集まってきますが、草むらに入ってよいだけに、ジープは絶対に動物を轢かないよう注意が必要です。

絶対にひいてはダメですね(Photo by 朝比奈)
絶対にひいてはダメですね(Photo by 朝比奈)
ナイトサファリではライオンの瞳もキリッとしています(Photo by 朝比奈)
ナイトサファリではライオンの瞳もキリッとしています(Photo by 朝比奈)

■バッファロー
実はバッファローにはなかなか出会えませんでした。遠くから見て「あ、バッファローがいた!」と叫んでしまった私に、ガイドのジャックさんにはあっさりと「あれはワイルドビースト(ヌー)だよ」と言われました。ちなみにワイルドビーストのスペルは“Wildebeest”で、ヌーはワイルドでも猛獣でもないそうです。

こちらはヌーです。遠くから見るとどうにも似て見えるのですが、全然違いますよね。

遠くから見ると大きさがわからず、「バッファローだ」とつい…(Photo by 朝比奈)
遠くから見ると大きさがわからず、「バッファローだ」とつい…(Photo by 朝比奈)

バッファローには、「残念ながらもう無理だな。明日はいよいよ帰らなくちゃならないし」と思い始めていた最終日、なんとナイトサファリでついに出会えました。しかも、驚くほど近くにいたのです。刺激を避けるためフラッシュはダメ。赤いライトのみのため写真にうまく写せませんでしたが、何頭もの群れで移動していました。

やっと会えたね、バッファロー!(Photo by 朝比奈)
やっと会えたね、バッファロー!(Photo by 朝比奈)

本当にバッファローがいるのか、よくわからないとおっしゃる方のためにもう1枚。バッファローの頭蓋骨で、サビサンド内のちょっとしたランドマークにもなっていました。持ち上げてみると、大きめのランドセルにずっしりと教科書を詰めたくらいの重さがありました。

バッファローの頭蓋骨がゴロンと(Photo by 朝比奈)
バッファローの頭蓋骨がゴロンと(Photo by 朝比奈)



サビサンド私営動物保護区でのゲームサファリのご報告、いかがでしたでしょうか。その1と2では「ヴィクトリアの滝」について、その3では南ア・ケープタウンのテーブルマウンテンについて、その4ではケープタウン半島めぐりについて、その5でクルーガー国立公園内サビサンド私営動物保護区のタイドン・ブッシュ・キャンプについて、さらにその6ではビッグファイブ以外に遭遇した四肢動物、美しい野鳥についてお伝えしています。是非ともあわせてお読みください!

次回は、アフリカ旅行にマストといわれるマラリア対策(薬の服用)のこと、虫よけスプーレや日焼け止めのこと、バグ対策、そして加入した海外旅行保険に対する個人的な不満、苛立ちについて書かせていただきたいと思います。

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(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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