人気の電動キックスクーターやっぱり危険…ヨーロッパで死亡事故続々と

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手軽さとエコで大人気の電動キックスクーター(画像はイメージです)

場所を取らず、持ち運びがラクで誰でも楽しく乗れる電動キックスクーター(電動スクーター、電動キックボードとも)。しかしヨーロッパでは2か月連続で死亡事故が起きるなど、やはり安全性について疑問視する声は多い。



運転免許も不要で狭い道でもスイスイと進むことから、観光地にレンタルショップがお目見えするなど、急速に増えている電動キックスクーター。海外では大学のキャンパスで見かけることも多い。また世界各地で自動車、自転車など乗り物全般のシェアリング・システムが活発になっているが、今、この電動キックスクーターへの関心はとても高いという。

地球環境にやさしく自動車税のような税金の徴収もないことから、1度利用すると多くの者が「マイ・キックスクーターがほしい」となるようだが、所有者が増えるにしたがって事故による負傷者も増えているとのこと。商品の安全性や消費者の苦情などを扱う『Consumer Reports』誌は、電動キックスクーターのメーカーは安全確保のため再び真剣に取り組むことが急務だとしている。

たとえばアメリカでは2017年後半から計1,545件の事故が起きており、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)が公表したデータによれば、キックスクーターが絡んだ事故の負傷者は249名。骨折など、全体の1/3が救急車で病院に搬送されているという。



最新の死亡事故の話題は今週フランスのパリから伝えられた。夜10時過ぎに25歳の電動キックスクーターに乗っていた男性がトラックにはねられ死亡したというもので、先月はスウェーデンでも27歳の男性が死亡。スウェーデン政府はついに道路での電気キックスクーターの使用を禁止にした。

安全講習会を受講する必要もなく、ヘルメットや肘・膝のガード装着を義務付ける法規制もない中、なかなかのスピードで走るキックスクーター。小型であることが災いし、存在が薄いとして夜間にはねられるケースも多いという。国によっては、速度制限など厳密な法規制を求める動きも出てきているようだ。

そして、電動キックスクーターを危険で怖い存在だと感じているのは車に限ったことではない。最も近いのは歩行者である。「いつぶつかられるかわかったものではない」と誰もがビクビクしていることを忘れてほしくない。



参照および画像引用:『METRO』First e-scooter death as rider, 25, is hit by lorry in Paris

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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