「我が子を救ってくださりありがとう」 母親がボランティア消防士に腎臓を提供し恩返し 米

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画像:『METRO』Woman donates kidney to firefighter who saved her daughter’s life(Picture: WUSA 9)
画像:『METRO』Woman donates kidney to firefighter who saved her daughter’s life(Picture: WUSA 9)

世の中にはとんでもなく性格が悪い上に、何もかも人のせいにする良からぬ人もいる。その一方で善意に満ち感謝の気持ちを忘れぬ人も - 今日は正義感溢れるボランティア消防士、そして娘を救ってもらった母に関するステキなニュースをお伝えしたい。



米ミネソタ州で暮らすベッカ・バンディさんは、昨年の秋に地元の人々がよく利用する「Viking Bar」なる人気レストランで楽しいひと時を過ごしていたとのこと。その時緑色のTシャツを着た人物がふと目にとまったのだそう - というのも数年前にベッカさんの娘は発作を起こし倒れたというが、この男性こそが、ベッカさんの娘を助けるべくすぐに駆けつけてくれたボランティア消防士だったのである。

「ビル・コックスさんに違いない!」

そう喜んだベッカさんだが、コックスさんのTシャツに次のような言葉がプリントされているのを見てショックを受けたという。

「僕の名はビルです。腎臓の機能が悪くなり、完全なる機能停止が近い状態です。ドナーを必要としています。」

コックスさんは生まれつき腎臓がひとつしかなかったというが、そのひとつの機能も著しく低下し腎臓移植手術を望んでいたのである。「コックスさんに恩返しするチャンスだわ!」 - そう考えたというベッカさんは、『WUSA 9』の取材を受けこう語っている。

「こう伝えたのです。『(ドナーになれるのは)私です、絶対にそうです!』って。腎臓を提供すれば、コックスさんにどんなに感謝しているかをお伝えできると思ったのです。」

その後さっそく検査を受け、「コックスさんに腎臓を提供できます」という医師の言葉を聞き大喜びしたベッカさん。2月には地元のメディカルセンターにて手術を受け、コックスさんに健康な腎臓を提供することができたという。

無事に手術が終了して3か月が経過し、今のコックスさんは透析の必要もなく調子は良好とのこと。愛情深い母にして義理人情に厚いベッカさんにつきコックスさんは「天使のような方です」とコメントしており、今は家族ぐるみで親しくしていることも明かしている。孫がいないコックスさん邸には、ベッカさんの子ども達が一生懸命に描いた絵がズラリ。今年の夏は2家族で一緒に時間を過ごすことも計画中だという。



参照および画像引用:『METRO』Woman donates kidney to firefighter who saved her daughter’s life(Picture: WUSA 9)

(Kayla星谷/エトセトラ)

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