日本の一部メディア、海外タブロイドの英王室“情報”を鵜呑みにしデタラメも 英

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(画像:『Instagram』sussexroyal)
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メーガン妃が出産を済ませてからというもの、日本のTV番組を始め各メディアが様々な「情報」を次々と流している。英国在住の英国人王室専門家らが発信している情報と照らし合わせ、どのような誤解・憶測を一部メディアが垂れ流しているか、ご紹介したい。



「ヘンリー王子とメーガン妃は、赤ちゃんをジェンダーフリーに育てるらしい。」
- このあたりであるが、たまたま「子供部屋の内装の色が青でもピンクでもなかった」という噂が原因で出回った極論であろうと言われている。夫妻は赤ちゃんが誕生後にインスタグラムを更新し「男の子です」というメッセージをアップしているが、その背景は濃い青。そこに「It’s a BOY!」と印字した投稿となっており、ジェンダーニュートラルにこだわった色の選択とは言えず、英国人王室専門家はこのほどテレビ番組の取材に応じ「ジェンダーフリーに育てるという解釈は事実ではない」と断言している。また赤ちゃんにそこまで期待するわけもなく、ただ現在は「将来どのように成長するにせよステレオタイプを押し付けない」という方針で育てたいと考えている段階だとみられている。

(画像:『Instagram』sussexroyal)
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「メーガン妃はフェミニストに育てると語っているが、王室の伝統とは違う驚きの発言だ。」
- 「男の子でも女の子でも、フェミニストに育てばいいと思う」というメーガン妃の発言に、今さら英王族が驚いているわけがない。エリザベス女王の夫エディンバラ公フィリップ王配については「何十年も女王を支えてきた究極のフェミニスト」という人も多く、ウィリアム王子の妻キャサリン妃についても、女性の権利向上をめざす様々な活動をしているのだ。英国王室では「政治的な発言はしない」という伝統があるゆえ、キャサリン妃はわざわざフェミニストという立場を強調していないだけである。ではなぜメーガン妃はキャサリン妃より「自由なのか」と思われるだろうが、それは「キャサリン妃がチャールズ皇太子の長男ウィリアム王子の妻だからだ」「よって当然のことだ」というのが通説である。このあたりについては、英国でリサーチしている人に分からぬわけがない。

「自宅で出産した。」
- これについてはまだ夫妻も発表しておらず、実は謎なのである。産後に「自宅で出産した」と多くの英メディアが報じそれをそのまま伝えた日本のメディアも多かったが、その直後に「訂正したい」として英メディアの王室記者が「病院で出産した」と改めて伝えたという経緯もある。この辺はまだ「ハッキリしない」「自宅で産んだかもしれないが、病院で出産したという情報も多くなっている」ということしか分かっていない。こちらについては「今後明らかになるはずです」と少し前に英王室の歴史を専門とする人物が発表したばかりだ。

タブロイドにも色々あるが、「物語・読み物」として楽しむものとある程度事実が含まれているものがある。タブロイド情報の受け売りではなく、情報源についてはしっかりと精査していく必要がある。



画像:『Instagram』sussexroyal

(Kayla星谷/エトセトラ)

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