目の錯覚が不思議なスニーカー「桃+白」それとも「ミントグリーン+灰色」? インド

“オプティカルイリュージョン”などと呼び、視覚上の不思議な現象を楽しむことが大好きなのは海外の人々も同じ。今、「この写真のスニーカー、あなたには何色に見えるか」という話題が大きな反響を呼んでいるという。
先週、インドの「Thoughts for life@Sandeep.Ranawade.007」さんというFacebookのユーザーが不思議なスニーカーの話題を投稿し、あなたの目にこれは何色に見えますかと問いかけた。見え方に違いがある原因は、右脳・左脳の活動性が人それぞれに違うからではないかとも説いているようだ。
「灰色がベースでミントグリーンがアクセントカラーになっています。」
「いえ、私には白とピンクの組み合わせに見えますが…。」
「僕の目には灰色とミントグリーンに見えるけれど、ピンク色の斑点も見える。」
「最初は灰色とミントグリーに見えたけれど、メガネをかけたらピンクと白になった。」
このスニーカーの色についてはこんな風に意見が分かれてしまい、いまだ結論は出ていない。それと並行してソーシャルメディアで熱い議論が交わされているのが、この現象に関するThoughts for lifeさんの主張についてである。
白+ピンクという人は右脳が活発で、灰色とミントグリーンという人は左脳が活発だからだとFacebookに綴ったThoughts for lifeさん。しかし、この説にTwitterのユーザーたちは「錯視は右脳と左脳における優位性とは関係ない」と反論している。InstagramやTwitterなど他のソーシャルメディアでもこの話題は拡散中だが、「この際、専門家が明確な答えを出してくれないものか」と期待する声も多いようだ。
2015年には似たようなケースで、女性が着ている縞々のドレスの色がどう見えるかで揉めたことがあるが、覚えていらっしゃるだろうか。「青+黒」という人と「白と金」と言う人々に大きく分かれ、「老若男女に関係なく起きる現象。光の当たり方や背景の明るさ、色により、脳が誤った補正をかけることで実際と異なる色に見えてくることがある」との専門家の説明もあった。
筆者の目にこのスニーカーは灰色+ミントグリーンに見えるが、皆さんはいかがであろうか。
参照および画像引用:『Facebook』Thoughts for life
(朝比奈ゆかり/エトセトラ)
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