娘の腎臓提供を受けた母 「これ以上の母の日の贈り物はありません」と感謝 米

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家族が臓器移植を必要としたとき、「私の臓器をどうぞ」とはたしてすぐに言えるだろうか
家族が臓器移植を必要としたとき、「私の臓器をどうぞ」とはたしてすぐに言えるだろうか。

ケイシー・フローリーさん(36)の母で米カンザス州オタワで暮らすデビー・ハーカーさん(60)が体調を崩したのは、昨年12月のこと。朝目覚めると体調が悪くすぐに救急救命室に向かったといい、ずいぶん進んだ腎疾患であると宣告されたという。



その際に医師団には「透析を即開始しないと命が持たない」と告げられ、1日8時間もかかる透析を開始 - 「それでもいずれは腎臓移植が必要な状態になる」「マッチする腎臓が見つかるまで3年ほどかかるかもしれないが、3年もは命が持たない」などと言われ、大変なショックを受けたそうだ。

そんな中ハーカーさんは透析に慣れねばと懸命で、腎臓移植についてまで考える心のゆとりはなかったとのこと。しかしこれを知ったフローリーさんは「ならばこの私がドナーに」と即決、すぐにマッチするか検査を受け4月には医師団から「大丈夫、あなたの腎臓ならお母さんにマッチします」との連絡を受けたという。その日のことを、フローリーさんはこうメディアに語っている。

「その日に電話がかかることは、母も知っていたのです。」
「そこで母に電話をかけて、『私が腎臓を提供するよ』と伝えたのです。母は、ワッと泣き出してしまいました。」

その後、フローリーさんの健康な腎臓はハーカーさんの体内に。母子ということもあり「今後も長く腎臓はきちんと機能するでしょう」と医師は語っている。今はフローリーさんと共に自宅で静養中というハーカーさんは、このように話している。

「もう、娘からは母の日のギフトもいりません。誕生日のプレゼントも、クリスマスの贈り物もいりません。」
「娘は私の寿命を延ばしてくれたのですから。」
「これは、最高の母の日のギフトです。」

それでも手術の前は「娘に痛い思いをさせてしまう」と心配したというが、有難く手術を受け体調はずいぶん良くなったとのこと。「来週には40歳に戻ったような気分になっているんじゃないかしら」と微笑むハーカーさんにとり、今年の母の日は最高の1日になりそうだ。



参照および画像引用:『GMA』‘The best Mother’s Day gift,’ mom says after receiving daughter’s kidney donation

(Kayla星谷/エトセトラ)

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