パリ・ノートルダム大聖堂の尖塔、イースターを前に無念の大火災

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2018年7月に撮影したノートルダム大聖堂(photo by 朝比奈ゆかり)
2018年7月に撮影したノートルダム大聖堂(photo by 朝比奈ゆかり)

仏パリの15日午後6時50分、有名な観光スポットである「ノートルダム大聖堂」から大火災が発生した。テロを恐れる声もあがったが、修復工事が火災の原因である可能性が高いと伝えられている。1163年に着工という大変なる歴史を誇ってきた美しい大聖堂の尖塔ほかが、残念ながら焼け落ちてしまったもようだ。



もうすぐイースターを迎えるヨーロッパではパリ市も観光シーズンを迎えたところで、市警は観光客も含め、どうか現場に人々が訪れることがないよう呼びかけている。ノートルダム大聖堂はパリ市のシテ島にあり、パリを訪れた旅行客が必ずよるスポットであるだけに、大きな炎を噴き上げる大聖堂の様子を捉えた映像が報じられると、カトリック教徒ばかりか世界中の人々から「あまりにも悲惨だ」「残念だ」といった声が相次いでいる。

大聖堂のスポークスマンはフランスのメディアに、「大聖堂の尖塔はフレームのすべてに火が付いてしまった」と語っており、修復が難しいほどに激しく焼けてしまったことを深く嘆いている。具体的な場所について英BBCニュースは以下のように図解で説明している。

激しい燃え方をした部分をBBCニュースが解説
激しい燃え方をした部分をBBCニュースが解説

世界のこうした歴史的建造物はたいていどこか常に修復工事がなされているものであり、この時も大聖堂には工事用の足場が設置されていた。消火にあたってははしご車が出動したが、その高さが十分ではない、ホースからの放水・消火活動が十分な強度を保っていないとの声も上がったもよう。

しかし、その炎の勢いの強さには「消火活動が追い付かないほどのパワーがあった」と同情する声もある。詳しい調査結果の発表を待つほかないようだ。



参照および図解引用:『BBC』Notre-Dame cathedral: Firefighters tackle blaze in Paris

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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