<米>がん闘病の母が遺書 「娘に“ママは天国に行った”と言わないで」

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「ずっと一緒にいたくて、ママは頑張ったよ。」(画像はイメージです)
「ずっと一緒にいたくて、ママは頑張ったよ。」(画像はイメージです)

自分の死後に家族や大切な人に読んでほしい - そんな思いから遺書を書く人は多い。がん闘病を経た妻を看取ったというアメリカの男性も「妻に託されたものです」として妻の死後に遺書をFacebookにアップしているが、それから数年が経過する今も多くの人々がその内容に胸を打たれ、涙している。



2015年冬のこと、当時まだ30代半ばだったヘザー・マクマナミーさん(米ウィスコンシン州)が他界した。同女性が夫に託し公開させた遺書には、このような内容が書かれていた。

「(もうすぐ死んでしまうだなんて)言葉では表現できないほど最悪だわ。でも心から嬉しく思っているの。愛と喜び、素晴らしい友達に恵まれた人生だったから。それに後悔なんて微塵もない。精一杯生きたんだもの。みんなが大好きよ、素晴らしい人生にしてくれたことに感謝します。」

「お願いがあるの。娘ブリアナに『ママは天国に行った』とは言わないでね。私が天国に行く選択をして娘を捨てたと勘違いしてしまうから。出来ることは全てやったの、本当よ。娘と一緒に生きるためにね。私が居たいのは、娘と夫ジェフがいる場所だもの。」

「ブリアナに話してやって。私がどんなにブリアナを愛し誇りに思っていたかをね。その思いはずっと変わらないことも伝えてほしい。(あ、あとホントの私よりクールなママ風に話を盛ってちょうだいね。)」

「それから私につき『がんに負けた』とも言わないで。病気にほとんど全てを奪われたけれど、愛と希望、それに喜びは奪われなかったんだもの。」

「みんな、私を思い出して悲しんだりしないでよ。だって、すごく楽しかったじゃない。悲しんでほしくないの。楽しかったことを思い出して声を上げて笑ってね。」

またヘザーさんは夫、そして友人達への愛溢る言葉を多数のこし、その中には「みんなに幽霊になって会いに行くのが楽しみだな」といったジョークも。最後は「ひとつお願いがあるの。毎日が大事なんだってことを、どうか忘れないでね」という言葉で締めくくられている。娘や夫、そして友達を思いやりながら最後の日々を過ごしたヘザーさんの遺書は、Facebookにて公開後1週間で5000回以上シェアされた。



(Kayla星谷/エトセトラ)

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