<米>「娘を救いたい!」猛スピードで病院へ向かった父が逮捕 看護師らが保釈金を支払う

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医療スタッフ達が父の思いに胸を打たれ…。(画像はイメージです)
医療スタッフ達が父の思いに胸を打たれ…。(画像はイメージです)

小さい子ども、とりわけ離乳食が始まって間が無い子が食べ物や小さい玩具などを喉に詰まらせることは多く、窒息は子ども(3歳以下)の死亡事故の最多原因とも言われている。よって多くの親たちがずいぶん注意してはいるものの、それでも目を離した瞬間に子どもが口に物を入れてしまう、またはうまく食べ物を飲み込めずにむせてしまうことはある。



イリノイ州で暮らすダリアス・ヒンクルさんの娘デマニちゃん(1)も、先日何かを喉に突然詰まらせた。この子の場合は即窒息状態となりそれを吐き出させることもできず、ダリアスさんとダリアスさんの恋人(デマニちゃんのママ)は「救急車を待っている間に娘は息絶えてしまう」と判断、自分達で最寄の病院に搬送するしかないと即決した。このときダリアスさんは無免許だったというが運転法は知っており、迷うことなく運転席に。しかし一刻を争う状況でスピードを出しすぎていたため、すぐに警察に気付かれ数台のパトカーがダリアスさんがハンドルを握る車の後を追ったという。

「娘を絶対に死なせない」 - その一心でダリアスさんは停車を拒み、なんと時速約160キロで運転し病院へ。そして病院にたどり着きデマニちゃんを医療スタッフに預けた瞬間に逮捕された。幸いにもデマニちゃんは間一髪のところを医師団に救われ、無事に回復したという。

その後、デマニちゃんが落ち着くのを待って、恋人がどうにかお金をかき集め「これでダリアスを保釈してください」と署で手続きしようとしたが、そこで「ダリアスさんの保釈金の支払いはもう終わっています」「お金を支払ったのはデマニちゃんが搬送された病院の看護師数名です」と言われ、とても驚いたという。娘を救おうと必死だったダリアスさんの姿に胸を打たれた看護師ら数名がお金を出しあって保釈金を捻出したのだといい、思いがけぬ彼女たちの行為に感動したダリアスさんの恋人は、メディアにこう語っている。

「感謝してもしきれません。娘を搬送した時だけでなく、その後もこうして助けて頂いたのですから。」

娘・父ともに医療スタッフに救われ、さらに父の車が事故を起こすこともなくすんだこの一件。スピードの出し過ぎが危険であることは言うまでもないが、父の愛と看護師たちの思いやりに注目が集まっている。



参照:『METRO』Nurses pay bail of dad arrested for speeding to hospital to save his choking baby

(Kayla星谷/エトセトラ)

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