カリフォルニア産アボカド緊急回収 恐ろしいリステリア菌に汚染

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カリフォルニア産のアボカド「Bravocado」からリステリア菌
カリフォルニア産のアボカド「Bravocado」からリステリア菌

米カリフォルニア産アボカドの自主回収というちょっと怖いニュースが飛び出した。問題のアボカドは「Bravocado」のシールを貼られており、2019年1月下旬からカリフォルニア州以外にもアリゾナ、フロリダ、ニューハンプシャー、ノースカロライナおよびウィスコンシンの各州に出荷されていた。公式ウェブサイトでは購入者に廃棄のお願いと返金に関する案内がなされている。



カリフォルニア産アボカドの大量生産にあたっている「Henry Avocado Corporation」というサンディエゴ郡エスコンディードの農園が、流通先におけるアボカドの自主回収に乗り出したことを発表した。カリフォルニア州政府による定期的なサンプルテストにおいて、リステリア菌陽性の結果が示されたという。

なお、Henry Avocado農園は「CALIFORNIA/ORGANIC」と表示された有機栽培によるアボカドやメキシコから輸入したアボカドも扱っており、そちらについては何ら問題がないとしている。

リステリア菌に汚染された食品を乳幼児、高齢者、免疫の低下している人、妊娠中の女性が摂取すると「リステリア症」を発症することがある。潜伏期間は数時間から3週間と幅広く、悪寒、発熱、頭痛、筋肉痛、胃腸炎といった症状ゆえに重い風邪やインフルエンザと誤診されることも怖い。髄膜炎や敗血症を発症した場合の致死率は20~30%。妊婦では流産、死産、早産、また新生児感染症が心配される。

アメリカでは食中毒に起因する死者の半数近くがリステリア菌感染によるもので、乳製品、野菜、果物、加熱不足の食肉や魚介類などで多数の報告例がある。また冷蔵庫や冷凍庫など4℃以下の低温環境においても増殖することがわかっている

詳細については公式ウェブサイトをご参照いただきたい。
www.henryavocado.com/media



参照および画像引用:『CNN』Avocado recall in 6 states over listeria concerns

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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