母娘ともにパイロット デルタ航空機のコックピットに仲良く座る

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そっくりな母と娘が座るコックピット
そっくりな母と娘が座るコックピット

親の後ろ姿を見て子は育つ、この2人はその優れた典型例であろう。パイロットとして空を飛び回るかっこいい母親を見ながら育った娘は、やはり同じパイロットの道を目指し、夢を実現させた。そして就職先はやはり母のいる米デルタ航空。コックピットに母と娘が揃って座ることもまれにはあるようだ。



現役のパイロットとして、まさかの母と娘が一緒に大空を飛ぶ ― そんな写真がTwitterで大変な話題になっている。先週、ロサンゼルス国際空港からデルタ航空機を利用してアトランタに飛んだEmbry-Riddle Aeronautical University(フロリダ州)のジョン・R・ワトレット学長。彼はTwitterに「そのデルタ航空のフライトは素晴らしいもので、母娘が操縦していたと聞いて驚きました」と綴っている。

ワトレット氏は、頼みこんでコックピットに並んで座るパイロット2名を撮影させてもらった。左が機長のウェンディ・レクソンさんで右が副操縦士のケリー・レクソンさん。顔もそっくりな母と娘である。ワトレット氏によるこの写真はTwitterであっという間に拡散し、すでに16,000以上のリツイートがあったという。

レクソンさんの家系はパイロットと縁が深く、すでに引退したがウェンディさんの父親はパイロットであった。また夫もアメリカン航空のパイロットで、夫妻のもう一人の娘ケイトさんもパイロットだ。子供が両親から職業訓練の指導を受けることができるのは何にも勝る特権。危機的状況の察知や回避などは大変な飛行時間を経験したベテランから教わってこそだが、親からであれば技術や知識ばかりか「勘」についても学べるのではないだろうか。

親がやっていることを意識的に避けて別の道に進む若者は多いが、パイロットと同じで、いくつかの難度の高い職業は是非とも親子で同じ道に進んで頂きたいもの。たとえば医師。ベテラン医師ならではの診る目、判断力の確かさに、最新の医療機器、新薬、治療方法を学んだ子世代の医師が加わればもう怖いものナシであろう。

親子が揃い、ともに切磋琢磨することの素晴らしさ。ワトレット氏は「深い感銘を受けました。こうした例はこれからの若い世代に大きな刺激を与えることでしょう」と綴っている。



参照および画像引用:『NEW YORK POST』Mother, daughter flying high as Delta pilots(Photo:Embry–Riddle Aeronautical University)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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