40代英男性、死亡宣告の21分後、遺体安置室への搬送中に息を吹き返す

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死亡宣告の21分後に息を吹き返した男性
死亡宣告の21分後に息を吹き返した男性

英グロスターシャー州の病院から驚きのニュースが飛び出した。心筋梗塞を起こして病院の集中治療室に運ばれ、長時間にわたる心肺蘇生の処置を受けたものの残念ながら死亡を告げられた男性が、遺体安置室に運ばれる最中に息を吹き返したという。



奇跡の話題が飛び出したのは、ロンドンから西に進んだグロスターシャーの「グロスターシャー・ロイヤル・ホスピタル(Gloucestershire Royal Hospital)」。同州リンデンに住む48歳の郵便配達員、ジョーオウ・アラウジョ(Joao Araujo)さんが妻を勤務先に送り届けようと車を運転していて心臓発作を起こし、同病院に搬送された。6時間続いた懸命な治療や心肺蘇生は奏功せず、ついに医師から死亡が宣告されたアラウジョさん。ところがその21分後、集中治療室から遺体安置室に運ばれる最中に彼は奇跡的に息を吹き返した。

彼の体が動いていることに気づいたのは看護師で、慌てて集中治療室に逆戻り。3日間にわたり昏睡の状態が続いたが、各種検査を経てアラウジョさんの循環器系がまた機能し始めたことが確認された。心配された脳のダメージも見受けられず、アラウジョさんは眠りから覚めると2週間後には健康状態がぐんぐんと改善され、3週間後にはなんと仕事にも復帰した。なぜこのような奇跡が起きたのか、医師も「正確に説明することができません」と述べている。

「私は今、自分の身の回りのすべての物事により大きな価値や有難みを感じとっています。生きていること、そして仕事ができるこに心から感謝し、家族や友人が以前にも増して大切に感じられるようになりました」と話すアラウジョさん。妻、子供、そして両親は突然の悲劇に打ちのめされていたが、今は誰もが彼のことを「ミラクル・マン(奇跡の人)」と呼ぶそうだ。

2009年、実は1度だけ郵便配達の仕事中に倒れたこともあり、アラウジョさんはこの度の発作を経て、不整脈への対処として植え込み型の除細動器を装着することになった。彼は同病院ではすでに大変な有名人である。今までまったく会ったこともない人でも、通り過ぎる際に「ミラクル・マンお帰りなさい!」と声をかけてくれるという。

もっとも、アラウジョさんが息を吹き返すのがあと数分遅かったら、彼は遺体安置室に運ばれたまま本当に命を落としていた可能性がある。ロシアでは今年1月、まったく逆の事故が起きていた。警察が死亡と判断した女性が遺体安置所で動き出したが、すでに低体温症を起こしていたため結局その命は助からなかった



参照および画像引用:『inews』‘Miracle’ man was declared dead for 21 minutes, before his heart started working again on route to morgue(Photo:SWNS)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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