NZのモスク襲撃テロ犯を待ちうける、壮絶な獄中生活

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凶悪テロ犯から、獄中で最も狙われる囚人へ。
凶悪テロ犯から、獄中で最も狙われる囚人へ。

先日、ニュージーランドのクライストチャーチにある2つのモスクで銃乱射事件が発生。事件発生直後は死者数40名、負傷者は約20名と報じられたがその数はみるみる増え、現在は死者数50名、負傷者も同程度と報じられている。この事件でブレントン・タラント(28)なる男が逮捕されたが、この男につき現地メディアは「今後獄中で最も狙われる囚人になるだろう」と報じている。



ニュージーランドのメディア『NZ Herald』によると、ブレントン・タラントはすでにギャングのメンバー達にターゲットとして狙われる存在になっているとのこと。獄中に仲間がいるという某ギャングのメンバーも「ムショには俺の仲間が何人もいる」と同メディアに述べ‟タラント襲撃の可能性”を匂わせたほか、カンタベリー大学に籍をおく犯罪学者グレッグ・ニューボールド氏(Greg Newbold)も以下のように話したという。

「タラントは極度の危険に晒されることになるでしょうね。」
「囚人たちも、今回の事件については激怒することでしょう。タラントが白人至上主義者という点については、とりわけ怒り狂うはずです。」
「人と接触しない環境におかないと、あっさり命を奪われるでしょう。」

また囚人のほとんどが白人ではなく、よってタラントが獄中で自分に同調するような仲間を見つける可能性は限りなく低いとのこと。獄中でのさらなる事件発生を未然に防ぐべく「タラントが長期間独房に入れられる可能性も高い」という。

ちなみに今回の事件発生を機に「白人至上主義者は残虐である」という恐怖心を多くの人が抱いたが、殺戮まで企てる極端な思考の人間はそうはいないはずだとニューボールド氏は語っている。

「そう、同情する人は多くはいませんよ。白人至上主義者もそれは同じでしょう。」
「この国の人種差別主義者は、アドルフ・ヒトラーとは違いますからね。皆殺しにしようなんて望んでもいません。ただ、そういう人達はアジア人やイスラム教徒、そして白人ではない人達を嫌っている。それだけのことで、殺したいと思っているわけではないのです。」

残虐行為に走りヒーロー気取りのタラントだが、ニューボールド氏の分析が正しければ「このような男に同情する人間はほとんどいない」「それどころか今後は獄中で命を狙われる身になる」ということである。



参照:『NZ Herald』Christchurch mosque shootings: Brenton Tarrant ‘most targeted person’ in prison

(Kayla星谷/エトセトラ)

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