旅先のシンガポールで早産 英カップル2800万円医療費請求に海外旅行保険の適用ナシ

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海外旅行先でまさかの早産。医療費にショック
海外旅行先でまさかの早産。医療費にショック

妊娠している妻やパートナーを連れての旅行、いわゆる「マタ旅」は、たとえ安定期に入ったとしても、せがまれたとしても、海外にだけは行かない方が賢明である。いつ産気づくかわからないということを決して忘れてはならないのだ。シンガポールからこんな事例が伝えられた。



赤ちゃんが生まれたらひたすら慌ただしい毎日となる。2人だけのこんな甘い生活も返上しなければならない。今のうちに最後にもう一度2人だけでどこかへ出かけよう ― 「マタ旅」とは、妊娠のいわゆる安定期に入ったカップルがそんな思いを胸に秘めて出かけるものであろう。

ところがシンガポールでは今、イギリス出身のあるカップルがクラウドファンディングの『GoFundMe』にページを開設し、世界の人々に寄付をしてほしいと懸命に呼び掛けている。なんと旅行先のシンガポールで早産してしまい、大変な医療費の支払いを迫られているというのだ。

カップルはパトレイク・ウォルシュ=カヴァナさん(27)と、パートナーのクロエ・ウィルキンソンさん(30)。オーストラリアからの帰国途中であった2月19日、レイオーバーで2日間だけシンガポールに滞在したところ突然の出血とケイレンを起こして緊急入院。26日に男の赤ちゃんを出産した。まだ妊娠7か月に入ったところで、妊娠24週の早産であった。

ローカン(Lorcan)くんと名付けられた赤ちゃんは体重が860gしかなく、クベースと呼ばれる保育器での慎重な観察が続けられている。医師からは早産につき3か月ほどの入院が必要と告げられ、これでは当然ながら医療費も夫妻の滞在費もかさむ。カップルは『GoFundMe』の募金目標額を142,000英ポンド(日本円にして約2,800万円)と設定した。

2017年12月にカップルは旅行も対象となる保険に加入してアジアを旅行し、その後オーストラリアのヴィクトリア州で働いていた。しかしその保険が妊娠・出産をカバーしているはずはない。医療費の支払いを済ませなければ帰国もままならないであろうに、今月13日の段階で集まったお金は1/4となる約710万円。まだまだ目標額は達成できていない。

またクロエさんについて、健康面でも決して良好ではなかったことがわかったと英BBCは報じている。病院での各種検査を経てクロエさんが感染症にかかっていたことも判明したという。妊娠中の検診をしっかりと受けていなかった可能性も高そうだ。

双方の両親を大きなお腹で「サプライズ!」と驚かせるために一旦イギリス帰国を計画したという2人だが、あらゆる点で非常にルーズ、認識が甘いというほかない。「なぜ無茶をして妊娠中に海外旅行などに出かけるのか。自業自得だ」といった声も出ており、カップルに対する世間の目はいささか冷ややかである。



参照および画像引用:『asia one』British couple in Singapore looking to crowdfund S$250,000 to return home with premature baby(Photo:Facebook/Patraic Walsh-Kavanagh)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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