マニラ国際空港でスーツケースに希少種カメ1,529匹 取引価格970万円か

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スーツケースから1529匹もの生きたカメ
スーツケースから1529匹もの生きたカメ

フィリピン・マニラの空港で、このほど受託手荷物として預けられた4点のスーツケースに生きたまま詰め込まれている1500匹超のカメ数種類が発見された。絶滅危惧種に指定されたカメを多数含んでいるという。



市場価格にすると970万円で取引されるとみられる大量のカメが発見されたのは、マニラのニノイ・アキノ国際空港で3日のこと。同空港税関のカルメリタ・タルサン税関長は「香港から飛んできた便に預けられたスーツケース4点について、X線の検査で生き物の存在が判明した。開けたところダクトテープで体をしばられた状態のカメを含む1,529匹も中に詰め込まれていることがわかった」などと発表した。

香港からそのスーツケースを預けた者については男性か女性かも不明。受取りに現れないことから任意放棄したとみなされ、アカアシガメ、ケヅメリクガメ、アカミミガメほかすべてのカメが押収となり、その後、環境天然資源局・野生動物不正取引監視課(Department of Environment and Natural Resources Wildlife Traffic Monitoring Unit)に引き渡された。

カメはいずれも服や靴の間に巧みに隠されていたといい、高価な取引のための密輸が目的であることは明白であった。すでに警察が動き出しており、中国政府の協力を得ながらそのスーツケースを預け入れた人物の特定を急いでいるもようだ。

フィリピンの野生生物資源保全保護法に違反するこの行為。裁判で有罪判決が下った場合は、最高2年間の禁錮刑および最大で200,000フィリピンペソ(日本円にして約21万円)の罰金刑が言い渡されるものとみられている。



参照および画像引用:『DW』Manila airport finds 1,500 live turtles in suitcases(Photo:AP Photo/Bureau of Customs)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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