「カクレマンボウ」北半球にも生息か 米サンタバーバラ浜辺に体長2mの硬骨魚

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サンタバーバラ群アイラビスタの浜辺に打ち上げられた不思議な魚
サンタバーバラ郡アイラビスタの浜辺に打ち上げられた不思議な魚

ニュージーランドのクライストチャーチ付近の浜辺で2014年、マンボウの新種が実に125年ぶりに発見されていた。「カクレマンボウ/英名:hoodwinker sunfish(フードウィンカー・サンフィッシュ)」と呼ばれることになったその巨大な珍魚は、非常に平べったいことが特徴である。その後の研究では南半球で生息という見解であったが、その説を覆すような発見がこのほど米カリフォルニア州であったようだ。



「カクレマンボウ」の第一発見者である豪マードック大学のマリアン・ナイエガードさんと研究チームは、その後も希少種のカクレマンボウを追い続け、オセアニアばかりか、南アフリカ沖、チリ沖でも発見に成功。カクレマンボウは南半球のやや冷たい海域に生息するのではないかと思われた。

ところがこのほど北半球となる米カリフォルニア州サンタバーラ郡アイラビスタの浜辺にて、体長213cmの大型で平べったい硬骨魚の死骸が発見された。場所はカリフォルニア大学サンタバーバラ校からすぐのコール・オイル・ポイント自然保護区の浜辺で、発見者は同自然保護区のFacebookに写真を投稿した。

その写真は海洋環境保護が専門のジェシカ・ニールセンさん、生物学と自然科学が専門のSNS『iNaturalist』のユーザー、UCSB海洋生物学部の准教授であるトーマス・ターナーさんらの目にも触れ、情報はカクレマンボウの第一発見者であるオーストラリアのナイエガードさんの元にも飛び込んだ。

ナイエガードさんと研究チームもその硬骨魚に高い関心を示しており、組織のサンプルを採取したらオーストラリアにも送るよう要請している。この硬骨魚をカクレマンボウだと断定するのはまだ早いとし、組織を慎重に調べてから答えを出したいとのこと。海の世界は実にミステリー、知らないことがまだまだたくさんあるようだ。



参照および画像引用:『METRO』Scientists baffled after rare 7ft sea creature washes up on beach(Photo:Thomas Turner)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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