<米>銃社会アメリカ 学校のセキュリティ対策が話題に

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アメリカの教育現場から不安の声も。
アメリカの教育現場から不安の声も。

昨年にはフロリダ州マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校にて銃乱射事件が発生。多くの死者が出る大惨事となり、教職員達はもちろんのこと、生徒達、そして保護者達の不安は膨らむばかりだという。



「最近の教員は、危機感を持っているわ。何かが起これば生徒の安全を守ることを第一に考えて動かなくちゃ…。でも私自身、2人の子を持つシングルマザーなの。残しては死ねない。不安はとても大きいわ。」

そう語ったのは、筆者の友人でオレゴン州の高校で教員として働く女性である。教育現場は決して安全ではない - 生徒、そして保護者達からも不安の声があがっているといい、安全対策の見直しを要求する声も少なくないという。

こうした事態を考慮し、アメリカではセキュリティシステムの導入も盛んになっているという。ボタンを押すだけで最寄の警察に緊急事態が発生したと知らせることができるペンダント式アラームを導入した学校もあるといい、それさえあれば校内のどこでボタンが押されたのかまで警察に伝わるという。そのほか最新型自動ロックシステムや顔認識ソフトウェアの導入などが教育現場で話題になっているとのこと。また実際に発砲・乱射事件の発生で怪我人が出た際に備え生徒に応急処置法を指導する学校があるほか、生徒が犯人になるケースを防ぐべく「子ども達のメンタルヘルスにも注意しよう」という声が増えているという。

日本でも、過去には学校が凶悪事件の現場になったケースがある。当時は多くの学校が危機感を募らせたと聞くが、現状はどうであろうか。最寄の学校の状況を聞くと当然セキュリティスタッフはおらず、保護者・関係者以外が紛れ込んでも不思議ではない状態だという。アメリカの現状については「過敏になっている」という声もあるが、現場の危機感は高まるばかり。「まさに明日は我が身かもしれない」という声も伝わってきている。「何かが起きる前に対策を講じなくては」と繰り返す友人の言葉に、不安の大きさが垣間見えた。



(Kayla星谷/エトセトラ)

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