<動画>インドネシアで体長6cmのハチを40年ぶりに捕獲 世界最大か

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画像:2019/02/21に公開YouTube『Australian Academy of Science-World's biggest bee』のサムネイル
画像:2019/02/21に公開YouTube『Australian Academy of Science-World’s biggest bee』のサムネイル



今から40年近くという1981年に最後に捕獲されるも、その後にまるで発見されることがなかった非常に大きなサイズのハチが、インドネシア北マルク諸島で再び発見された。その島は人間が足を踏み入れることがほとんどなかったといい、ほかの昆虫の生息状況についてもにわかに興味が高まっているという。

このたび米・自然保護団体の「グローバル・ワイルドライフ・コンサベーション(GWC)」の支援を受け、写真家のクレイ・ボルト氏を含む探検チームを率いて北マルク諸島に潜入したのは、米プリンストン大学でハチの研究が専門だという昆虫学者のイーライ・ワイマン氏。彼はこのハチの発見について21日に詳しく発表した。

1858年、イギリスの探検家で生物学者のアルフレッド・ラッセル・ウォレスにより最初に発見されたことからハチは “ウォレスの巨大蜂 (Megachile pluto)”と呼ばれ、“Flying Bulldog(空飛ぶブルドッグ)”の異名をとる。オオハキリバチの一種でこのたび発見された個体のサイズは約6センチメートル。メスが1匹のみで飛んでいるところを発見され、捕獲に成功したという。

体の特徴については、「黒くて大きなスズメバチのよう。かつクワガタのような頑丈なあごを持っている。シロアリの塚に巣作りをするが、シロアリから守るため松脂など粘っこい樹脂で壁を形成する。それを集めるために下顎骨は大きな牙のようになっている」などと説明された。

インドネシアは昆虫の生息に適した自然豊かな国だが、農業用地確保のため森林伐採が進み、昆虫はどんどん追いやられて脆弱あるいは絶滅の危機にさらされている。このたびの巨大バチ発見を弾みに希少な昆虫たちの生息状況を詳しく調査し、その地域の自然がいかに貴重で誇らしいものであるかインドネシアの人々の理解を深めることに努めていきたいという。

なお、こちらの動画はAustralian Academy of ScienceがYouTubeに投稿したもの。世界中が注目する発見であったことがよくわかる。



参照:『COCONUTS JAKARTA』‘Flying bulldog’: world’s largest bee rediscovered in Indonesia

動画:Australian Academy of Science『YouTube』World’s biggest bee

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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