今年のレストラン世界一は南アの小さな店「The Wolfgat」 シェフは元ジャーナリスト

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おめでとうございます!
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仏パリでこのほど開催された『ワールド・レストラン・アワーズ(The World Restaurant Awards)2019』で、南アフリカの本当に素朴で小さな店構えの、しかし大変な人気を誇るレストランが優勝したもようだ。世界のメディアが速報で報じている。



世界に星の数ほどあるレストランの中で今年の栄えあるチャンピオンに選ばれたのは、ケープタウンから北に100kmちょっとという西ケープ州パターノスターの北端にある海辺のレストラン「ボルフハット(Wolfgat)」。2年前にオープンしたばかりである。ワールド・レストラン・アワーズは、「世界のレストラン・ベスト50」の共同創設者であるジョー・ワーウィック氏が候補を選び、審査員(男性50名・女性50名)が採点していく。

男性シェフのコブス・ファン・デル・メルベ(Kobus van der Merwe)さんは38歳で元の職業はジャーナリスト。料理の道を進み始めてまだ10年経っていないというのに、パンやバターも手作りという凝りようだ。ボルフハットは築130年という古い小屋を白を基調に塗り直しただけの質素な造りで座席数は20しかないが、海を眺めながらゆっくりと楽しむコース料理は格別だそうだ。

座席わずか20席という小さなレストランが世界一の座に
座席わずか20席という小さなレストランが世界一の座に

従業員6人のなかに正式にカリナリーを学んだ者はいないが、お皿のうえで素晴らしい演出を見せる珍しい多肉植物やハーブは、せっせと栽培したり摘み取ったりしてくれる従業員のおかげとのこと。いつも誰もがキッチンで全力投球しているといい、「早く彼らと南アフリカのスパークリングワインで乾杯したい」とコブスさんは語っている。

南アならではの植物も見た目の美しさを演出
南アならではの植物も見た目の美しさを演出

カテゴリーは地元の特産物をふんだんに使用したケープ・マレー料理となり、スパイスはもちろん使用するが素材の持ち味を大切にするとのこと。7品によるいわゆる“テイスティング・メニュー”が53ユーロ(60ドル)と大変良心的な価格設定で、値段を上げるつもりはないそうだ。

ムラサキガイも芸術作品のよう
ムラサキガイも芸術作品のよう

南アのクルーガー国立公園にかねてから強い興味があり、4月に筆者もアフリカに出かける予定である。ゲームサファリのための質素なテント生活の反動か、ケープタウンではワイナリー見学を兼ね、“お値段も張るが世界でも極上のグルメを堪能できる”というレストラン「Chef’s Warehouse Beau Constantia」を予約してあった。このニュースに南アの旅がますます楽しみになってきた。



画像:
Instagram』Wolfgat人気投票
News18』A Tiny Beach Restaurant in South Africa Has Been Crowned World’s Best. Here’s Why(Photo: instagram @eleenders)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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