「観光中に迷いこんだ」も軍事設備の撮影に夢中 スパイ疑惑の中国人留学生に1年の禁錮刑

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「観光中に迷い込んでしまった」は嘘!?
「観光中に迷い込んでしまった」は嘘!?

昨年、中国の大学で音楽を学ぶ男子大学生が、夏休みを利用した交換留学プログラムによりアメリカにやってきた。ところがその後、観光で訪れたフロリダ州で米軍基地に立ち入り、撮影が禁じられたエリアでシャッターを切っていたことから身柄を拘束されていたが、このほど1年の服役という厳しい禁錮刑が連邦裁判所により言い渡された。



許しがたいスパイ活動があったとして懲役1年の実刑判決が言い渡されたのは、中国・中北大学で音楽を専攻している趙乾利(Zhao Qianli)という20歳の男子大学生。昨年9月26日、「立ち入り禁止」と書かれた表示を無視してフロリダ州キーウェストの海軍基地に無断で侵入し、何枚もの写真を撮影しているところを捕まった。

身柄を拘束された際、趙被告は「一緒に観光していた友人とはぐれてしまった。まさかここが軍事基地だとは思わなかった」と釈明していた。ところが、そのデジタルカメラには基地内の建物、国防総省の電波傍受施設などの画像が確認された一方で、なぜか観光客なら必ず撮影するであろう有名観光スポットの写真がまったくなかった。こうしたことから基地も米連邦捜査局(FBI)もこの大学生を中国政府が差し向けたスパイであると判断。彼は正式に起訴された。

今月5日、キーウェストの米連邦裁判所に遠隔映像裁判の方法でHongwei Shang弁護士と同被告が出廷。『マイアミ・ヘラルド』紙が伝えたところによれば、基地内の写真撮影に関する罪状の1件について本人が罪を認め、これによりK.マイケル・ムーア判事が懲役1年の実刑判決を言い渡したという。予想では仮に禁錮刑になったとしても最高で懲役6か月であろうとみられていただけに、これはかなり厳しい判決と言えそうだ。

しかしFBIは昨年2月に「今の米国にとって国家安全保障上の脅威をもたらすのは中国からの留学生」と述べており、米・諜報機関も「中国政府はビジネス、テクノロジー、科学の分野でアメリカの技術を盗むことに必死で、学生をスパイとして送り込もうとしているため十分な注意を」と数週間前に各方面に警告したばかりであった。厳罰をもって中国政府をけん制したいとの狙いもあるのだろう。



参照および画像引用:『NEXT SHARK』Chinese Student Gets 1 Year in Prison for Taking Pictures of U.S. Naval Base

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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