YEEZYスニーカー素材でトラブル カニエ・ウェスト日本の繊維業者に62万ドルの代金不払いか

この記事をシェアする
カニエ・ウェスト日本の繊維業者に訴えられる
カニエ・ウェスト日本の繊維業者に訴えられる

ラッパーでデザイナーのカニエ・ウェストが、アディダスとの共同企画で絶賛発売中のスニーカーに関し、代金の不払いがあるとして日本の繊維業者に訴えられた。62万ドルを求められているもようだ。



アディダスのコラボスニーカーである「adidas+KANYE WEST/YEEZY BOOST」シリーズが、若者を中心に世界中で好評なカニエ・ウェスト。彼を相手に訴訟を起こしたのは大阪市中央区瓦町に本社を構える日本の繊維業者「株式会社 東紀繊維」。『創造力』、オリジナリティのある『編み』『染色』をモットーに、代表取締役社長の安宅英宣氏は「風合いは絶対にヨーロッパブランドに負けない」と語っている。

米芸能情報サイト『The Blast』が独占的に報じたところによれば、訴えられたのはカニエおよびYeezy Apparel, LLC。東紀繊維側は2015年になってすぐ、カニエと共同でYEEZYスニーカーを誕生させるべくサンプルを提供するようになった。当時はすべて前払いで支払いも滞りなく行われていた。そして昨年6月、フリース素材の注文がカニエ側から多数入るようになったという。

前払いの入金はなかったものの、YEEZYスニーカーの売り上げは順調でカニエとの取引にも実績があるため、問題はないとみて生産はそのまま続けられた。ところが納品後に東紀繊維側が代金として624,051ドル(日本円にして6,836万円)を請求したところ、カニエ自らが会社に出向いて「支払うつもりはない」と言ってきた。そのため東紀繊維側は分割払いを含めた様々な支払い計画をカニエに提案したが、なしのつぶてであるため訴訟に踏み切ったもようだ。

また東紀繊維は、カニエのビジネスを担当するはずのYeezy Apparel, LLCはその機能を果たしていないことがわかったとして、「カニエが責任逃れをするために設けた実態のないペーパーカンパニーである」と批判している。

(次のページへ)