フェス落下事故で脳挫傷、脊髄損傷を負ったDJ Paul van Dyk 損害賠償金13.8億円が支払われる

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不屈の精神で復活を遂げたトランス界のレジェンドDJ
不屈の精神で復活を遂げたトランス界のレジェンドDJ

トランス界のレジェンドとして尊敬を集め、世界中で引っ張りだこのドイツ人DJ、Paul van Dyk(47)。彼は2016年、オランダのユトレヒトで開催された『A State Of Trance』というフェスで高いところから転落。重傷を負い、一時期は車いす生活を続けていた。その補償問題がやっと解決したようだ。



DJブースを大変な高さで設置していたというそのフェス。観客との一体感を楽しみながら横長のブースの上を歩いたPaul van Dykであったが、いきなり転落。5mほど下に叩きつけられて救急搬送となり、集中治療室で治療を受けるも脳損傷や脊髄損傷を負って車いす生活を余儀なくされ、DJとしての復帰も絶望的と報じられた。

安全配慮を欠いた粗悪なステージ設計であったとして、フェスを主催したオランダの「ALDA Events B.V.」に対し、当然ながら損害賠償を求めていたPaul van Dyk。スタッフからは、この部分は危ないので足元に気を付けてといった助言ひとつなかったと激怒していた。主張が割れるなかで様々な協議が行われ、2018年9月には第三者も介入してやっと合意を見たもようだ。

米芸能情報サイト『The Blast』によれば、今月中旬Paul van Dykに対して12,588,643.45ドル(日本円にして約13.8億円)が支払われたとのこと。損害賠償のほか、今後に考えられる医療費120万ドル、2016年および今後10年間に関する利益喪失として247.5万ドルが計上されている。その後、さらなる補償として追加で550万ドルが支払われたもようだ。

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