中国人が忘れ得ぬ感涙必至の話題 白血病の息子、大きな親孝行をした2日後に…

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息子は母の幸せそうな姿を最期に見たかった
息子は母の幸せそうな姿を最期に見たかった

昨日、『<米>余命わずかの父を花嫁姿の娘がリード ラストダンスは感涙必至の動画に!』という話題をお伝えしていた。親子の絆と愛情、難治の病、そして結婚式。この3つがテーマである話題は涙なくして読むことができないものばかりだ。これに筆者が思い出したのは3年近く前に中国・山東省から伝えられたニュースであった。親を大切にすることで知られる中国人のすべてが涙したというある話題をご紹介したい。



2014年7月に急性リンパ性白血病と診断され、闘病を続けていた当時21歳のWang Peihongさん。闘病が続くなか化学療法は14回にもおよび、その医療費は40万人民元(当時の為替では約700万円)にもなってしまった。自分のせいで最愛の母親が心身共に大変な苦労をしていることに心を痛めた彼は、人生最大の親孝行を遂げた2日に思わぬ行動に出たのだ。

Peihongさんの父親は2011年に交通事故により死亡していたため、母Feng Tiancaiさんが畑を耕しながら一人で家計を支え、医療費を支払ってきた。息子まで病魔に侵され、生きる希望を失ってしまったTiancaiさんを励まし続けたのは亡き夫とは兄弟であるWang Zhaotaiさん。彼は老いた母親の世話をする優しい人物で、Peihongさんにも親切であることからTiancaiさんはいつしかZhaotaiさんに恋心を寄せるように。それを息子のPeihongさんも気づいていた。

そんななか突然の高熱で体調を崩したPeihongさんは、このまま治療を続けてももう治らないと直感した。そこで母Tiancaiさんに「大切なお金も尽きてしまうし、僕の治療はもういいからお母さんが懸命に貯めたお金でおじさんと結婚して。お母さんには幸せになってもらいたいんだ。お母さんの嬉しそうな笑顔を目に焼き付けてから僕はあの世に逝く。そうでなければ悔いが残るよ」と再婚を勧めた。しかし母は決して賛成しなかったという。



しかしすでに決心していたPeihongさんは、2人の挙式費用を集めるため「WeChat」で募金活動をスタートさせ、そこに善意の人々から多くの寄付金が集まった。これにより母はおじのZhaotaiさんと再婚。結婚式では親族をはじめ大勢の招待客がそれを祝福したという。

これから3人仲良く暮らしていくものと誰もが思っていた結婚式
これから3人仲良く暮らしていくものと誰もが思っていた結婚式

ところがその2日後、Peihongさんは母宛てに1通の手紙を残して家を出て行った。丁寧な文字で~大好きなお母さんへ~として、こう綴られていたという。

母にこの手紙を残すと息子は…
母にこの手紙を残すと息子は…

『お母さん、あなたがこの手紙を読んでくれている時、僕はもうここにはいません。でも捜さないで。ふらっと旅に出て、どこかでゆっくりしていると思っていてください。お母さんは本当に素敵な花嫁さんでした。21年間、僕はあなたのために何もしてあげられませんでしたが、最後に少しだけ恩返しができたことを嬉しく思っています。

僕はあなたに心配をかけてばかりでした。でももう解放されてください。これ以上、悲しんだり心を痛めたりしないで欲しいのです。21歳まで育ててくれて、いつも優しく看病してくれて本当にありがとう。お母さん、Zhaotaiおじさんと2人で末永く仲良く、幸せに暮らしてください。』

母のことを深く思いやる優しい息子の決断ではあったが、このような結果になったことをTiancaiさんが喜ぶはずはない。最愛の息子がどこへ消えて行ったのかもわからず、心配と悲しみのあまりこの手紙に泣き崩れてしまったことが伝えられている。若すぎてPeihongさんには想像ができなかったのであろう。3年近くが経過したとはいえ、Tiancaiさんは恐らく今もなお泣いて暮らしているに違いない。



参照および画像引用:『GhanaGrio』Cancer patient Wang Peihong, 21, forfeits treatment to fund mother’s wedding in Shandong(Photo:©CEN)

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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