中国が南極大陸に独自の空港を建設予定 「世界旅行が大好きな国民のため」 

この記事をシェアする
中国人、南極大陸を積極的に観光する時代に
中国人、南極大陸を積極的に観光する時代に

連休のたびに家族や仲間と連れだって世界のどこへでも出かけ、積極的に観光を楽しんでいる中国の人々。旅先での購買意欲も高く、落とす額がハンパではないためどの店も看板のトップに中国人に向けた「熱烈歓迎」の挨拶がある。そんな中国人が今すごく興味を抱いているのが南極旅行。そこに民間機を続々と飛ばすため、中国政府が南極に新たなる空港建設をと意欲をみせているそうだ。



今年10月下旬に明らかになった中国政府による南極大陸で初となる常時機能型の空港建設の話題。この実現に向けてプロジェクトは早くも始動しており、『Shanghaiist』が伝えたところによれば、数年後には開港の見通しが立ったもようだ。離着陸のための滑走路とターミナルビル、管制塔などを建てるための用地は「南極大陸で1年にわたる調査を経て、安定した氷河の上を一か所選定した」と説明されている。

南極大陸には、もちろん「マクマード基地」で観測にあたる人々のために物資を輸送するための空港もヘリポートもあり、観光客を乗せた飛行機もあれば、物資輸送専門の航空会社も存在する。ところが厳しい気象条件ゆえ、空港の利用期間は限定されてきた。それを中国は観光客のために常時機能する空港を開港したいと構想を練って来たそうだ。

モチベーションとなっているのは、何といっても「南極大陸へ行ってみたい」「写真を撮り、ペンギンに会いたい」という国民の関心や興味の高さだ。これまで中国政府は南極に関して研究や探検という目的でしか捉えていなかったが、そこを訪れる中国人観光客の数は、2008年に100人未満であったものが2016年には4000人近くへ膨れ上がったという。

南極大陸へこれまで民間人は南アフリカ共和国のケープタウンを経由して飛ぶことになっていたが、昨年12月、ついに中国も民間機を飛ばして多くの観光客を南極大陸に送り込むことに成功していた。中国の空港の出発案内モニターに「Antarctica」と表示される日を国民は心待ちにしているという。最近は2020年までに中国が「人工の月」を打ち上げる計画であることをお伝えてしたが、彼らの「何でもやってみなはれ」という思考回路には驚くばかり。その辞書に「不可能」の文字はないようだ。



参照および画像引用:『shanghaiist』hina wants to build its very own airport in Antarctica

画像:『shanghaiist』China makes its first commercial flight to Antarctica

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

【こちらの記事もどうぞ】
まさか下は空洞だった? 中国で歩道が陥没して女性が肋骨骨折
屋外に保存していた卵ケースからヒヨコがぴょん! 異例の猛暑に苦しむ韓国ソウルで
超ミステリアスな海の軟体生物「パイソローム」 NZ沖でダイバーが遭遇

自然界の脅威またひとつ クモの巣が覆いかぶさる沿岸の町がギリシャに
人工の太陽プロジェクト「順調」と中国の研究所 人工の月に続いて

★インスタグラム始めました!@etcetera_japan



この記事をシェアする