<米>内縁の夫が交際相手の3歳息子を殺害してコンクリート詰めに 109年の禁固刑下る  

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交際相手の連れ子である3歳児を虐待の末に殺害
交際相手の連れ子である3歳児を虐待の末に殺害

米カンザス州ウィチタの裁判所で17日、注目の殺人事件に関する裁判が結審した。内縁の夫が交際相手の女性の3歳の息子に続けていた残虐で粗暴な行為の数々。そして殺害されると遺体はコンクリート詰めにされていた。この被告の男に対し、裁判官は非常に重い量刑を言い渡した。



このたびスティーヴ・ターンズ裁判長から109年という重い懲役刑が言い渡されたのは、幼児虐待致死事件の容疑者として今年10月に逮捕・起訴されていたスティーヴン・ボーディン被告。交際するようになったミランダ・ミラーという女の3歳の息子エヴァン・ブリューワー君を虐待し、食べ物を与えず裸にして壁に立たせ、薬物のジフェンヒドラミンを投与し、さらに過度の塩分を与えて2017年5月に殺害した疑いがもたれていた。ボーディンの罪状は重罪も含めて6つに及び、すべてについて裁判で有罪判決が下ったことから計1,314か月の懲役となったという。

また母親のミラーは幼い息子に対するボーディンの虐待、暴力、殺害、そして遺体をコンクリート詰めにしたことなどを黙認していた。こちらも逮捕・起訴されたが、ボーディンの犯行を正確に証言する代わりに求刑を軽くするという条件の下で有罪答弁を行ない、11月には27年の服役生活に入っていた。遺体は細かく切断されてコンクリートに詰められ、暮らしていた貸家に保管されていたが、ボーディンとミラーが旅行中であった9月に家主が入り込んでそれを発見し、警察に通報していた。

この量刑についてメディアの取材を受けると、エヴァン君の父親であるカルロ・ブリューワーさんは「息子の命はもう戻ってきません。それでもこの恐ろしい男が社会に再び戻ってくることがないことは安心です。他の人や子供たちを傷つける心配はもうないのですから」と、そして叔母のキャロル・ブリューワーさんは「多くの人々の励ましや支援に心から感謝しています」とそれぞれ述べている。

ボーディンによる虐待の兆候に気づいたカルロさんは、裁判所にエヴァン君の親権を求めようと訴えを続ける中、児童保護当局に少なくとも6回は「息子が虐待を受けている」と立ち入り調査を要請していた。職員はそれを正しく行っていたのか、あるいは問題は何も起きていないという嘘の説明に騙されたのか、そのあたりも非常に悔やまれる事件である。



参照および画像引用:『KSN』Stephen Bodine sentenced 109 years for murder of 3-year-old Evan Brewer

(朝比奈ゆかり/エトセトラ)

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